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花散らしの風

 近付く低気圧のせいか、酷く、大気が不安定だ。
強い風に、桜の花びらが、飛ばされていく。

 曇ったと思えば、不意に、横殴りの雨が降る。
大慌てで洗濯物を入れ、暫く後、雨なんて無かったかのように晴れ渡る空。
そして、また、雲が覆うの繰り返し。

 今夜から、県内は大荒れになるらしい。
 


町内中心部の桜並木は、一斉に散り、ダムゲート下の川面に漂う
雨間を見計らい、夕暮れ前に撮影


並木下は、花びらが敷き詰められた
ちょっと見難いかも
白っぽいものは、全て桜の花びら

 桜の花びらが、散り、積もる姿は雪に似ている



川面に漂う花びらは、下流に流されることもなく、紋様を描き続ける
最後の言葉を描くかの如く





渦を巻き、



広がって、どこへ行くとも無しに、



ただ、流されるままに任せ



描き出されるそれは、桜の残存思念


 桜降り積もる道

運が良ければ、町内奥の桜が散るシーンが見られるかな


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