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水鏡
快晴とまではいかないけれど、そこそこのお天気となった。
初夏も近というのに、日中も気温は低め、暖房器具は、まだ片付けられそうに無い。
人も桜も、盛りと思えば、あとは散るのみ。
宙に舞う花びらは、力尽きたように川面に漂う。
行く当ても無く・・・
明らかに、花がまばらになってきた |
微かな風が吹く度、花びらが減っていく
滝入り口の神社の桜も、そろそろピークを越える頃
(暫く見ないアイツ等、生きてるのかな?)
↑の、右側の樹 |
水鏡の条件は、「直射日光の無い凪の水面」 つまり、陽の上がる前か落ちた直後。
「写真なんかの為に、夜明け前に出かけるなんてイヤじゃ!」っつー私には、夕暮れしかない。
夕方、いつもより風が弱いような感じだったので、6時少し前、現場へ着くと、思ったほど凪じゃなく、
辛うじて判別できる程度。
はぁ〜・・・ またハズしたかぁ。
でも、せっかく来たんだから、ちょっと待ってみるか。
・・・変わらん。
って、5分しか経ってないし? ←短気なので待つのが嫌い
で、少し移動してみる。
角度が変わると、写りこみ方が違ってくるらしく、さっきの場所よりはクッキリしているけれど、
並木の右側は映り込んでいない。
しかし、樹間の雑木が鬱陶しい。↓
もう少し、すっきりして、くっきり写りこむ場所は無いかと、チビチビ移動。
曇りがちの空は、晴天時よりも早く、闇がやってくる。
対岸まで距離があるので、真っ暗になったら、全く写らなくなってしまう。
並木の、ほぼ正面辺りに、樹間の隙間があった。
コンパクトデジは画角が狭いので、右端の方は画面から外れてしまうけれど、まあ、こんなものだろう。
↑と↓の写真が、ほぼ同じ時刻で、なぜこんなに色が違うのかと言うと、撮影モードの違い。
↑は、マニュアルで露出オーバー気味に撮ったもの、↓は、夕暮れモードの自動設定で撮ったもの。
(人間の目に映る)実際の景色は、↑ほど明るくないし、↓ほどには青くない。
町内中心部の、桜ライトアップ 映り込み場所は、愛車のルーフ 昨夜、車のボディが映り込むことを思い出し、ここへ寄ると、宴会が数組居て、そそくさと引き上げた。 |
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