4/17
水鏡

 快晴とまではいかないけれど、そこそこのお天気となった。
初夏も近というのに、日中も気温は低め、暖房器具は、まだ片付けられそうに無い。

 人も桜も、盛りと思えば、あとは散るのみ。
宙に舞う花びらは、力尽きたように川面に漂う。
 行く当ても無く・・・



 明らかに、花がまばらになってきた



微かな風が吹く度、花びらが減っていく



滝入り口の神社の桜も、そろそろピークを越える頃
 (暫く見ないアイツ等、生きてるのかな?)


↑の、右側の樹


 水鏡の条件は、「直射日光の無い凪の水面」 つまり、陽の上がる前か落ちた直後。
「写真なんかの為に、夜明け前に出かけるなんてイヤじゃ!」っつー私には、夕暮れしかない。
 
 夕方、いつもより風が弱いような感じだったので、6時少し前、現場へ着くと、思ったほど凪じゃなく、
辛うじて判別できる程度。
 はぁ〜・・・ またハズしたかぁ。
でも、せっかく来たんだから、ちょっと待ってみるか。

 ・・・変わらん。
って、5分しか経ってないし? ←短気なので待つのが嫌い



 で、少し移動してみる。
角度が変わると、写りこみ方が違ってくるらしく、さっきの場所よりはクッキリしているけれど、
並木の右側は映り込んでいない。

 しかし、樹間の雑木が鬱陶しい。↓


 もう少し、すっきりして、くっきり写りこむ場所は無いかと、チビチビ移動。
曇りがちの空は、晴天時よりも早く、闇がやってくる。
 対岸まで距離があるので、真っ暗になったら、全く写らなくなってしまう。
 
 並木の、ほぼ正面辺りに、樹間の隙間があった。
 
 コンパクトデジは画角が狭いので、右端の方は画面から外れてしまうけれど、まあ、こんなものだろう。





 ↑と↓の写真が、ほぼ同じ時刻で、なぜこんなに色が違うのかと言うと、撮影モードの違い。
↑は、マニュアルで露出オーバー気味に撮ったもの、↓は、夕暮れモードの自動設定で撮ったもの。

 (人間の目に映る)実際の景色は、↑ほど明るくないし、↓ほどには青くない。


 




 町内中心部の、桜ライトアップ  映り込み場所は、愛車のルーフ
 
 昨夜、車のボディが映り込むことを思い出し、ここへ寄ると、宴会が数組居て、そそくさと引き上げた。
 別編目次へ戻る  次の桜へ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送