螺旋
命は巡る
これらは、ごく一部を除き、フィルム一眼レフカメラで撮った写真を、スキャナーで取り込んだもので、あまり画質が良くありません。
蝶の幼虫アップなど、人によってはグロかも知れないので、その辺り、ご注意くださいませ。
「春の譜」
騒がしい金属音のような泣き声を立てる、ヒレンジャクの集会場は電線の上。
議題は、そろそろ迎える渡りの時期?
小川のせせらぎは、まだ、手を切るほどに冷たい 残雪の中、先がけ目覚めるネコヤナギの花 |
オオイヌフグリ 可憐な姿に似つかわしくない名の花は、 別名「星の瞳」とも呼ばれる |
柔らかな日差しを受け、モノトーンの風景が、少しずつ彩られていく。
この季節を、どんなにか待ち焦がれたことだろう?
山のあちこちに、キブシの黄色い花穂が垂れさがる | |
半日陰に咲く、ミヤマカタバミ | |
イモ虫のような、ハンの木の花穂 | |
透けるような黄緑色の花、トサミズキ | |
和紙の原料、ミツマタが、手まりのような塊の花を咲かせる |
ひっそりと咲く、アズマイチゲ | |
足元には、薄紫色のスミレが咲き、 |
明るい日差しを受け、カタクリの花が春を祝う
(カタクリは、陽の無い時は閉じている)
カタクリは、種から花が咲くまで、7年近くもの月日が要るらしい 球根は、毎年、地中深く潜りながら、少しずつ大きくなる。 と言っても、せいぜいラッキョウくらいの大きさしかない。 本来「カタクリ粉」は、これの球根から採れるものを指すのだけれど、今では、ジャガイモ澱粉が普通だ。 |
木蓮が咲くのを待っていたように、意地悪な霜が降る。 春とはいえ、飛騨は、まだ冬の勢力が強い。 |
雪を被ったように咲く、木蓮の大木
そして、待ちに待った春爛漫。
メジロ達が、桜の蜜を吸いにやってくる |
日本列島を、桜前線が早足で駆け抜けていく
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