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春分 カタクリ開花

 昨夜降り始めた雨は、夜通し音を立てていた。
天気は意外に早く回復したが、吹き始めた強風は余計だ。
春独特のものにしては冷たく、陽射しはあっても、戸外をうろつくのはキツイ。

 この季節の雨は、植物の姿を一変させる。
午前中閉じていたモクレンの蕾は、夕方間際には開いていた。
 寒いと思うのは動物だけなのか。


 開花の進むハナニラ 


裏庭のカタクリが1輪咲いた



コバイモの花
夕方頃に気付いたのだが、カタクリの脇に見覚えのある花が…
2年くらい前、近所の自生地から取ってきたものだ
去年は見なかったので、場所が合わなくて絶えたのだと思ってたが生きていたらしい

この様子だと、カタクリを撮った時にはもう咲いていたはずなんだが、
小型で地味過ぎて気付かなかったらしい
もうちょっとで踏みつけるところだった


花の長さ2センチくらい 暗色で地味


 モクレンがふっくらしてきた
一番大きな蕾
明日頃には咲くかも…と思ってたら、



夕方には開いていた 早っ… 遅霜被害決定か


栽培ものだが元は野生 シュンラン開花
国産の野生蘭 地方により様々な呼び名がある


 ジジババ(爺婆)とか
ホウクロジッサとか
 ウチの祖父は、
「花の中に爺と婆が居るからジジババ」
と説明していた

 ちなみに、祖父の言うモノは雌しべと雄蕊のことだ
確かに、雌しべは、人が立っているような格好をしている
 
 その意味合いならば、
蘭科の花は、皆ジジババが居るんじゃないか?


 土筆

すっかり花穂が開き、茎間も伸びきっている

 こうして、中の胞子が無くなれば、
独特の苦味が無くなるが、
茎間が伸びると繊維質が増え、
固くて食用にはならない
 スミレも続々開花  


こちらも…
春先に咲く濃紫のスミレは、とても小さい
晩春頃になると、比較的大型の種が咲き始める




近所の川縁で早咲きの桜が満開になっていた
これはサクランボの生る種なので、花は小さくて地味だ

ソメイヨシノは、まだ花芽でしかない





こちらは、いつもの早咲き種桜
2分咲きくらい?


こちらは近所の巨木モクレン
ウチのより大型の花で、いつも、一足早く咲き始める
(そして、いつも満開の頃になると霜害に遭う)

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