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初モンシロチョウ

　昨日に続き、とても暖かい。
冬服が気まずいような、かといって、朝夕はまだまだ寒い季節。

　ふと外を見ると、畑のフユシラズ群の上にモンシロチョウが飛んでいた。
今年も虫の季節か…　雪が少なかった分だけ春が早い。
　地元の祭り準備が慌ただしくなってきた。

フユシラズの花にとまるモンシロチョウ
成体で冬越しをする種ではないので、この春羽化した個体と思われる

近所の早咲き種桜　　ソメイなどに比べ、花が一回り大きく色も濃い
まだ一部咲きにも満たないが、木全体がほんのりと紅色に変わってきた

ナズナの花で埋まる田
田舎なのに休耕田ばかりの景色、こんな花の群れすらも珍しくなった
春、田が蓮華色に染まっていたのは遥か昔のこと

寒地に属する地域柄、辺りの田の稲は早生種ばかり
かつてのように、田起こしを、蓮華の花が咲くまで待つワケにはいかない、という事情もある
そうして、一面の蓮華景色は姿を消した

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