12/20
冬のアザミ

引き続く暖かな晴天は、今が12月だということすら忘れてしまいそうだ。
とはいっても、日中の気温は10度を回る程度でしかない。

 近所の田の二番穂も、
いつの間にか枯葉色に変わった
 種を落としたエノコログサの穂が
逝き時を逃し揺れている


 頑張っていたヒメジョオンの花も、
ついに限界を超え、頭を垂れた


 線路際では1輪のタンポポが
地面に張りつくようにして咲いていた
ここまでして咲かなくてもいいような気がするが


 そして、こちらも限界に到達したもよう

 開花中の花は、霜攻撃で茶色く焼け、
目的を果たせないまま逝った
 枯野原にポツンと残る初夏の花アザミ
季節に置いて行かれた者の末か…


 綿毛を出している花は、
「希望(種)」を残せただろうか
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