彼岸花2
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山あいの小さな集落を抜ける道路脇には、見渡す限りの田園が広がっている。
黄金色の絨毯の中に、真っ赤な彼岸花が、アクセントを添える。
一部の田では、稲刈りの真っ最中、稲と彼岸花の組み合わせには、ギリギリのタイミングだった。
鋭い鳴き声に空を仰ぐと、数羽のケリが飛んでいった。
景色が、西日に煙る
はさがけ作業中
彼岸花は、非常食として、人為的に植えられたものなので、 人里離れた山奥には無い。 墓地の近くに植えられていることも多いので、 地方によっては、「死人花」とも呼ばれる。 上の写真に空が入ってないのは、すぐ上が墓地だから。 (左の写真、左奥に、ちょっと入ってしまっている) 手当たり次第に農道へ入っていたら、 出口間際で、稲刈り作業の軽トラに道を塞がれていて、 200mほど、バックで戻るハメになってしまった。 首が痛かったが、田んぼに落ちなくて良かった? (→の写真の後も、戻るに戻れず・・・) |
帰り道、コンビニの駐車場で、何気なく仰ぐと、 日没間際の空を、川鵜らしき群れが、 巨大なV字編隊を組んで飛んでいった。 カメラが間に合わず、第一群は逃し、 飛び去る二群目を撮影。 この水域でも川鵜の繁殖は問題になっている。 |
鳥が、V字編隊を組んで飛ぶのは、空気抵抗を減らす為である。
当然、一番前の鳥は、モロに抵抗を受けてキツイので、
渡りの時などは、順番を入れ替わるらしい。
午後5時を僅かに回った頃、夕陽が落ちた。
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