ロールキャベツ風 まるごとキャベツ煮込みの作り方

 そろそろ、キャベツの旬が来る。
ウチのはまだ採れないが、清美町へ花見に行ったとき、土産にキャベツを頂いた。
・・・とは言っても、ここより北部の清美では、まだ採れるワケがないので、どこかで買ってきたものだそうだ。
 
 よほどの大家族でもないと、キャベツ一個を買ってきても、中々新鮮なうちに食べきれない。
こんなとき、我が家では、中身をくりぬき具を詰めて、丸ごと煮込んでしまう。
以前は、普通のロールキャベツを作っていたが、手間が掛かる上に、キャベツが無駄になりがちだ。

 圧力鍋でまるごと煮込めば、箸で切れるほど柔らかくなり、野菜も沢山取れる。ぜひ、一度お試しをば!


材料 
まずは、適当な大きさのキャベツ1個  中身ね↓

好みのミンチ (我が家では合い挽きを使う) 200gのパックで余るくらい
つなぎ用の卵(パン粉は、入れなくても構わない) 1個
みじん切りの炒め玉ねぎ 半分くらい
コンソメスープの素 適宜 ウチはナントカの荒塩をメインに使うので、大匙1くらい
ベーコン数枚 好みによるダシ用なので、別になくても良い
みじん切りの、炒めしいたけ 好みで使用 使えば、ダシが出てヨシ
タコ糸 キャベツが3回巻ける程度

 キャベツの下側から、芯に添って切り込みを入れ、中身を詰められるようにくり貫く。
巻きがヘンでないキャベツなら、ある程度くり貫いたところで、内側から葉を剥がせる状態になる。
穴は、具を詰められる程度、あまり深くくり貫くと、容器である本体が薄くなってしまう。
 この状態で、下側から、水を通すようにしてキャベツを洗い、穴を下側にして水抜きをしておく。
 
 卵を溶き、生のミンチと、炒めた具を混ぜる。 この時、具にも、軽く塩コショウしておく。
本来、つなぎの卵は半分くらいでいいのだが、余ってもナンだし、具が緩くても詰めるのには困らない。
あまりダラダラなら、少しパン粉でも入れればいい。


 キャベツの穴に具を詰め、外側の大きな葉を2−3枚剥がして、上下を逆さまにして穴を塞ぐように被せる。
具が余ったら、ハンバーグにして、自分の昼のオカズにでもするか、団子状にして、一緒に煮込んでしまえ!
 タコ糸で、上下横中央を縛り、鍋に入れ、しばらくは灰汁を取るが、私はそれが面倒なので、灰汁取りシートを入れる。
(鍋によっては、シートを切って、隙間に適当に入れることになるが、そういうことは臨機応変して欲しい)

 コンソメや塩などは、最初に入れてしまっても構わないが、ホワイトルー仕立てにするなら、ある程度煮込んでからの方がいいだろう。。
ウチの親が好まないので、塩とコンソメ仕立てにしているが、私の好みで作るなら、カロチン、リコピンの多い、トマトジュースと塩で煮込む方が、淡色野菜のキャベツ単体より栄養が摂れていい。(←不健康、偏食リコリス)
 

 あまり鍋が大きいと、スープが大量に要り、残っても面倒なので、そこらへんは、適当なものを使う。
鍋の隙間には、くり貫いたキャベツと、気が向けば、大きめに切ったニンジンなどを一緒に煮込んでもオケ。
 残ったスープは、翌日、ジャガイモ、ウインナーなどの具を足して、具沢山スープにしてもいいし、茹でたパスタに掛けるとか、冬場ならばリゾットってテもある。
 
 灰汁を取りながら15分くらい煮たら、キャベツを巻いたタコ糸を持ち、上下をひっくり返す。
キャベツに適した大きさの鍋を使うと、上に余裕が無いので、上側が煮込めてない場合があるから注意。
この時点までは、とろ火というより、強火でガンガンくらいでオケ!
(ウチの母が作ると、煮物の要領で作るので、二時間煮ても、生煮えになる)


 キャベツの硬さにもよるが、普通の鍋だと、中火より少し小さい程度で、1時間半から2時間くらい、圧力鍋なら20分も煮れば上がる。
煮上がったキャベツは、鍋の中でタコ糸を切り、カットしてから皿に盛る。
ちゃんと煮込めていれば簡単に切れる。

 まな板の上に出して切ろうとすると、結構タイヘンなことになる、と警告しておこう。(←経験者)
また、タコ糸だけで持ち上げると、キャベツが切れてしまうことがあるので、それも注意。
 
 しかし、このクソ暑い夏場に、煮込み料理は余計に暑苦しい。 
いっそ、早めに煮込んでおいて、冷たくして食べるのもいいのではないだろうか?(固まった油が浮いてるとNGだけど)
 

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