焼きリンゴの作り方

 リンゴの中では、早い時期に出回る「紅玉」は、生では酸味が強いけれど、加熱すると、芳香が素晴らしい。
リンゴとしては、古い種類で、あまり生産性は良くないらしい。
 新種に押され、ほとんど見ることも無くなった「紅玉」だが、地元のスーパーに出ていることがある。

 数年前、隣街の喫茶店で食べた焼きリンゴが、あまり美味しくなかったので、自作してみたのが始まりだった。
「一日一個のリンゴは、医者を遠ざける」と言われるほどに、リンゴは栄養価が高い・・・らしい。
 だが、私は、生のリンゴの、歯がキシキシする食感が、あまり好きでない。(時期柄、冷たい果物は食べたくないし)

 で、焼きリンゴにすれば、食感、温度はクリア、しかし、カロリーが高くなるという、新たな問題が・・・ 

 とりあえず、材料

紅玉リンゴ 適宜 (オーブン皿に載せられる数) ウチの場合は9個くらい
(他の種類だと、加熱した時の様子が微妙に違う。=向かない)

リンゴの詰め物

干し葡萄 (あれば胡桃なども) 適宜
バター リンゴ9個分で、市販バターパックの半分弱
砂糖類(私は「てんさい糖」を使用) リンゴ一個に対し、大匙1弱(好みで加減)
シナモン 好みで加減

 リンゴの芯をくりぬくには、100円ショップで売っている、「くりぬき器」を使うと便利。
穴は、貫通しないよう、若干大きめに開ける。
(中身を詰めるスペースの為)
 
 串やフォークなどで、リンゴの上部に穴を開け、中身を詰め、ホイルで包む。
あまりキッチリと包むと、焼きの時、煮汁が溢れるので、適当に緩みがあるくらいがいい。

 菓子作りの本などでは、裸のままのリンゴを、もっと低温(180度くらい)で焼くようになっていると思う。
私は、蒸し焼きにしたかったので、アルミで包み、湯を張ったオーブン皿に入れて焼いたてみたら、(アルミのせいか)焼きが甘かったので、高温に変えた。
 

 今回、二年ぶりに作ったので、細かいことを忘れてしまい、(オーブンも代わったし)210度の設定で、50分焼いた。
このくらいで焼くと、リンゴのサクサク感は無くなり、スプーンですくって食べられるくらいになり、詰め物が全体に回る感じ。
 サクサク感が好きな人は、もう少し、焼き時間を短くすればいいだろう。

 焼いたときの香りは素晴らしく、クセになること請け合いだ。
一度に焼いて、残りは、そのまま冷凍して、解凍暖めして食べればよい。
(アルミは、冷凍焼けを防ぐ効果があるらしい。)
 

 オーブンから取り出した状態
(9個分と書きながら、8個ししかないが、突っ込まない)
 実は、上部に穴を開けるのも忘れてしまった。
皮が弾けているのは、多分、↑のせい。
 
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