ヒガンバナ 3

 隣市へ抜ける山中の県道を下ると、(県内にしては)広大な水田が広がる地域に出る。
この地域の稲刈りシーズンは、ヒガンバナ開花期と重なるため、1日でもずれると同時には見られない。
 ウチの近所が月初めに稲刈りが済んでしまうことを思うと、ここはかなり遅いほうだ。
 
 一昨年頃行った時は、1/3くらい稲刈りが終わっていたが、
今期は夏の長梅雨のせいか、場所によって青味を残した水田もあった。
 ラッキー!…と喜んだのも束の間、どうも、全体的に花が不作っぽい。 

「画に描いたような」日本の原風景
黄金色の田と紅いヒガンバナ





画面右上の煙は畔の「野焼き」のもの
定かではないが、農業の為の一部の野焼きはOKとされているらしい



ちなみに、現場はこんな感じ
ここは割と広い農道なので、乗用車は普通にすれ違い可
(行き止まりは困るので、狭い道へは入らないことにしている)



水路沿いの群落





 この群落の中、
通常より薄い花色の個体が数本あった
用水路を挟んだ向かい側なので傍へは寄れない

白花というにはあまりにハンパな色…
 近い場所に生えていたところを見ると、
一個の変種から増えたものかも知れない

しかし、ヒガンバナは、
染色体の関係で、基本、結実はしない…ハズ

それを前提にすると、
種から増えたのではなく分球?
「分球=クローン」で変種ができるモノなのだろうか






15:47
↑より少し離れた地域は、とうに稲刈りが済み、
畔に生えたヒガンバナも枯れ始めていた

夕景を見たかったのだが、あいにく、私は自他公認の超短気、他に用もある
こんなところで一時間以上もボーっと待つ根性は無い
…というワケで、ここを最後にする積りだった


隣市内で用を済ませた後、時間が合いそうだったので夕景目当てに再訪
時刻は16:58 陽が山に迫っている



 エノコログサが夕日に透けた




 「どうせなら日没を…」との思惑は、ポイント前の低い山に阻まれてしまった
山があるのは知っていたが、よりによって、ここに落ちなくとも…
ウチの町に比べ、確実に平野なので、山は頭に無かった


何かの嫌がらせですか?…みたいな
今さら移動してポイント探しは無理

痛恨の日没… 一応、天気も計算して来たんだけど






17:13  落日後、たちまち辺りは薄闇に包まれた

一応、夕景の撮影データ 
夕焼けシーンモード、完全にカメラ任せ、もちろん手持ち

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