9/24 ヒガンバナ 1 川辺の群生

 「暑さ寒さも彼岸まで」…というが、急に暑さが戻り、盛夏のような日だった。
隣市の気温は30度ほど、汗が流れ、化繊の服が汗に纏わりつく。
 蝉も元気に鳴いている。 

 しかし、陽の傾きは紛れなく秋のもの。
「彼岸に咲くからヒガンバナ」 植物の時計はほとんど狂うことなく時を刻む。

 目的地は、いつもの堤防群落だったが、
途中の県道沿い、川岸へ降りる道の先に紅い群れが見えた
いつもなら、草ぼうぼうで、軽装の私が降りられるような道ではない

脇に停車して下を覗くと轍があり、その部分は草が途切れている
行けるところまで行ってみるか(もちろん、愛車は県道脇で待機)
間も無く、サンダルで来たことを後悔することになった


斜面に咲く花を撮るには、そこに降りるしかない
せめて、マムシと出くわさないように…
(くるぶしまでの長靴は持っていたが、ここでは履き変えず)

しかし、いつの間にこんな群落になったのだろう
こちらへ来る時には通る県道脇の川だが、木が生い茂っているので道路からは見えない




轍があるとはいえ、無理やり通っているだけのような場所なので、歩きやすいわけがない
あまり先まで行くと、戻るのが大変なので、残りの体力を考え、ここで引き返した
とうに愛車は見えない位置まできている


この川岸は雑木林なので、新緑の時期には様々な緑が混じり合う
県道沿いの桜並木から覗くそれは、吸い込まれそうに綺麗なのだが、
今ではすっかり色も褪せ、疲れた雰囲気がにじみ出ている


d




↑帰り道を振り返って

↓左上に県道が見えている


目次へ戻る  2へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送