9/22 ヒガンバナ水鏡
昨夜半から降り始めた雨は、降ったりやんだりを繰り返し、くずぐずと続いている。
気温が低い割に蒸すのは湿気のせいか。
雨間、力無げに鳴くミンミンゼミの声、細りゆく命はいつまでもつだろう。
小雨の中、微かにキンモクセイの香りがした。
辺りに視線を巡らせても、それらしい木は見えない。
春の沈丁花、秋のキンモクセイ、共に季節の移ろいを告げる香りだけれど、
あの柔らかい香りですらも、秋は、どこか淋しい。
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雨粒に映る花姿
荒れ地に揺れるエノコログサ 鳥の餌の粟はコレの改良種だそうだ |
雨にうなだれるアサガオと
蕾を膨らませるコルチカム
日ごと大きな藪となっていくコスモスの群れ
もはや足を踏み入れる場所無し
湿地なので、何が居るか(主に蛙狙いのヤマカガシ)判らないし
藪に住むカマキリが花をテーブルにして食事中
花びらに散った羽から察するに、獲物はヤマトセセリ蝶のもよう
シュウメイギク 本番突入
今春、花屋で「シュウメイギク咲きのアネモネ」というのを見たが、
ワザワザそんなの作る意味あるんだろうか…と小一時間
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