9/13  ヒガンバナ

 天気が回復したのちは暑く感じたが、それでも25度そこそこだったようだ。
そういえば、セミはまだ鳴いていただろうか。 聞いたような、聞かなかったような…
 
 いつも、最後の日を意識することなく夏がいく。
夏の欠片を拾い集めるように過ぎる初秋、
やがて、部屋の灯りを消すが如く訪れる闇に、季節の変わりを思い知る。

 裏のヒガンバナが咲いた。


まだまだ蕾は付けているが、一気に花を咲かせ過ぎたのか、
レギュラーサイズよりも小さな花がポツポツと混じるようになった
数日前、追肥をしたばかりだが、成長速度に追いつかないのか


裏の「タラ」の木の花穂が出た
地味な実が熟す頃、落葉が始まる




一番花が咲いてから暫く、シュウメイギク二番花



裏の線路際の彼岸花が咲いた
この様子だと、一昨日頃には咲き始めていたのかも

開花期に葉が無いヒガンバナは、ある日唐突に蕾を伸ばして咲く
それがこんなところから出ていれば、開花まで気づかないのもしょうがない
すぐ脇には背の高いコスモスの藪が控えているし



花びら自体はキツネノカミソリ程度の嵩しかないが、
花火のように長く伸びたシベが、数倍嵩を増やしている





 ウチのが咲いたんだから…と、近所の自生地を見に行った。
そこの群れは、ウチのと同じくらいか、少し早く咲くのが通常だ。
当地の開花は、見える範囲で4〜5本くらい。

 同じ地区内でも、ヒガンバナの開花はかなり差があり、
集落の坂の上の方(日照時間が長い)の群落は1週間から十日くらい遅れて咲き始める。
 
 県内北部の高山市は、もっと後に開花するみたいだし、
寒地ほど開花が早いという分けでもなさそうだ。
 開花のスイッチは、平均気温なのか、日照時間なのか… 


とりあえず、傍まで行ける花は、コレ一本だけ
残りの花は谷を挟んだ向こう側とか、谷の岸辺



谷沿いの小路にゲンノショウコが咲いていた

花色は、赤紫色から、桃、白まで幅がある
野性味があり可愛い花なんだが、もう少し花が大きければね…







 谷沿いの栗がイガを割っていた

 しかしだ
栗主は何を考えてこんな場所に植えたのか…
落ちた栗はほとんど谷へ落ちてしまうじゃないか
 我が家の栗は早生種ではないので
落果はまだ先だが、
どのみち不作のもよう

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