9/10　秋の雲

　朝方は青空が占めていた空に、薄い雲が広がっていく。
刷毛で刷いたように、様々に形を変える雲を見ていると、空に吸い込まれそうだ。
　
　水蒸気が集まり、雲となり、雨となって地上へと戻る。　
人智は及んでも、決して越えられない境地、いずれ私もその循環に加わるのだろう。
そうして、永遠に地球を巡り続けていく。

最近散歩に出ないので知らずにいたが、線路際のコスモスが咲き始めていた

花粉を食べているこがね虫と↑
獲物を待つカマキリ↓

こうしている間にも、雲は刻々と姿を変えていく
巻いて、ほどけて、掠れて、散って、また集まり、遥かへ流れていく

秋のすじ雲はいわゆる「高層雲」というヤツ
種分けも面倒臭いので、興味のある人は各自ググって　

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