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マンサクの花

 光の春、なれど、気温の春はまだまだ遠い
景色はいぜん冬の色が濃い

 春は近いけれど、イヤ、近づいた分、
春の気配に飢える時期
 枯れた藪には、未だ晩秋の気配すら残る

 オヤマボクチの種


 気温約10度
町内奥は、昼間なおつららが融けず
体も心も凍てつくばかり



けれど、そんな季節に早くも目覚め始めた花もある
「まんず(先ず)咲く」=マンサク 

崖から突き出した花枝は遠過ぎ、
電子ズームを使ってもこの程度
 くまなく探して見つけた春の気配にホッとした

 こちらはシロモジの花芽
キブシの花芽も
まだ蕾と呼べるようなモノではない


通りすがり、目についた紅いものに、吸い寄せられるように引き返す
小さな藪椿一輪

木の春と書いて椿 本格的な春は二か月も先だが…




中空に白い半月が出ていた



ウチのフクジュソウは一輪が満開になっていた


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