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月末

　「秋晴れ」らしい天気もろくに無いまま、今日で９月も終わる。
県内北部の乗鞍岳では、例年より十日ほど早い初冠雪があったそうだ。
　７月の、前倒し猛暑から引き続き、季節が早く進んでしまった。

　今年も、あと３か月で終わる。
春から夏は、なにもかも鮮やかで、あっと言う間に過ぎてしまうけれど、
これから始まる無彩色の季節は、変化の無い分、（酷寒だし）恐ろしく長い。
　「前倒しのズレの分だけ冬も長い」とかはカンベン！！

　それにしても、いい加減、晴れてくれ〜！

　小雨の中、デジにハンカチを被せて外へ出た。
気温は、昨日までほどには低くなく、花に集った虫たちが、残り少ない時間を過ごしている。

モンシロチョウ

じきに訪れる冬を前に、体が動く限り働き続ける蜂
飛び立つその足には、花粉ダンゴが付いている

	一人吸蜜するツマグロヒョウモンのオス
メスを見かけ、求婚のダンスを始めるが、
↑のオスが去ったと思うと、 じきに、次のオスが来ていたが、 それも、完全にスルー

蜘蛛の巣に付いた雨粒がビーズのよう

すっかり元気を無くした朝顔は、なんとか咲き続けているが、
花色は透けるように薄くなり、ふたまわりも小型になった

気温が下がってしまったので、実は一向に大きくならない
このまま枯れ死もありそうになってきた

今日は、この姿のまま、夕方まで咲き続けていた
気温が低いので、花色も変わらないが、覇気が無さ過ぎ

朝顔の下に、収集から逃れたコルチカム一群れ
これだけ見ると花束のようだが、地中には、あの似つかわしくない球根が埋もれている

シュウメイギクも、ろくに陽を浴びないまま、中盤を過ぎた
花に止まる小さなアブは身動きせず、生きているのか死んでいるのか判らない

　家の前の畑に、ミョウガの花が沢山咲いていた↑
これで一つの花のように見えるが、タマタマ、四個の花が同時に咲いたもの

	←普通はこんな感じ
葉の下の、小さな白っぽいのが花

　ビジュ的には、こちらの方が映えていいのだが…

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