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水滴鏡
昨夜から始まった雨音は、一晩中響いた。
朝顔の破れた花弁が、雨の強さを物語る。
雨は、午後過ぎに上がりはしたが、陽は、その姿を見せることなく夕暮れがきた。
あれほど煩く鳴き続けたアオマツムシも声をひそめ、微かに響くコオロギの声が、寒々しさを増幅する。
秋の夜は長い。
萎んだ朝顔を撮ってみたら、水滴が鏡になっていた
こちらは彼岸花版
シベに付いた水滴の一つ一つに、花の姿が映り込んでいる
シュウメイギク版
いずれも、結果として映りこんでいただけで、狙うと、中々映らないんだよねぇ…
午後4時過ぎ、サンプル程度に青空が覗いた
うっすらと焼ける雲は、まだ十分に厚い
明日は晴れるんだろうか?(土曜だし、橋はまだ通行止めだし…)
注 ヒトによってはプチグロ ツマグロヒョウモンの幼虫
裏の荒地に、 ツマグロヒョウモンの幼虫がぶら下がっていた 尻を糸で固定して、蛹になる準備中 明日にも蛹となり、 これから半年余りもの長い間、 こうしてぶら下がったまま、寒い冬を越す もちろん、途中で命を落とすモノも居る 自然界は厳しいな |
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