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中秋の名月

　今夜は「中秋の名月」というヤツらしい。
「泣いても喚いても、もう、秋なんだぞ〜！　」と、宣言しているようなものだ。
　分かってはいるんだけど、次に冬が来ると思うと、秋宣言だけでうんざりしてしまう。

　七夕とか初日の出とか、季節モノのイベントは、たいてい雨天になるものだ。
夜にはさらに曇るだろうと思っていたが、薄曇りの中、月が昇った。
（昼間、ススキを取ってきておいて良かった）

	藪のコスモスがそよいでいる
晴れてはいるが、 結構、雲が多い

裏の藪　全体図
左側のコスモスも、右側のヒャクニチソウも、踏み入られない藪となっている

枯れかけたヒャクニチソウに居ても、カマキリの獲物は少ないと思うが

裏の彼岸花も咲き始めた

前日の彼岸花群　背景に白くぼけているのはムクゲの花

休耕田にニラの花が群れていた

ナツアカネ　全身真赤なトンボ

	キハギ 　花色は、クリーム白基本、一部紫色
	葉
普通の萩に比べると地味かも 花も沢山付かないし

	ゲンノショウコ 　淡いピンク色バージョン 　って、写真だとよく判らんね

もうじき７時、外へ出ると、向いの山から月が顔を出しかけていた
山の稜線付近には雲が掛っていた　　これは、雲が邪魔するか？

慌てて準備をするも、間に合わず、月は山から離れていき、
同時に、雲からも逃れた

	一応、満月かな？ 正確には、ちょっと欠けてるんだよね

家の前に、さきほど取ってきたススキをセットして撮影　　いわゆる「やらせ」というヤツ
山間部の盆地で「ススキの背後に月」なんて光景、探しても無いもんね

そういう場を探すのも楽しみかも知れないけど、逆に、絵を描くようにモノを配置するというのもアリでそ
（夜桜なら現場へ行ってもいいけどさ）

また滑るとイヤなので、かなり気を付けて歩いたが、秋の７時って、ホント、暗いな〜

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