08 9/6 露草

朝咲き、夕は消ぬる、月草(露草)の、消ぬべき恋も、我れはするかも (作者 不明)

 ツユクサの花は、朝露の如く儚い
澄んだ空色の花弁は薄く、触れただけでも傷んでしまう
 盛夏時は、ニ時間も咲いているだろうか?

 朝露のような露草も、気温の低くなる秋口には、僅かながら長らえ、青色はより冴える
近所の線路脇で見つけた群生は、空の欠片をちりばめたように輝いていた

 雑草ながら、その青色は、心惹かれずにはいられない
(場所柄、轢かれずには居られないのは問題だが)

 群生に気づき、三日続けて通ったこのときが、開花のピークだったと知ったのは、
それから三日ほど経った後のことだった

 「チャンスの神様には前髪しか無い」というのは本当らしい
  













この辺りの雑草はツユクサに占められていた

それにしても、こんなに茂るとは、よほど条件がいいのだろう
ウチの近所のツユクサは、地面に張り付くようにひっそりと咲いているのに







 ツユクサは結構個体差があり、
この花は、うっすらとだが、白い覆輪がある



こちらは、淡いサックス系
以前、白い花を見たことがあるのだが、今年は見かけなかった


 変種のオオボウシバナ 
 全盛期の状態
比べてみると、微妙にバランスが違っている

(この画のオオボウシは、
終盤のものなので、花は小さめ)


目次へ戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送