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秋への入口
「今年の夏は、7月に暑さを前倒しして過ぎ去った」…そうな
例年ならば、7月は、まだ梅雨が占める時期なのだが、意外に早い梅雨明けの直後には、記録的な猛暑連続。
本来なら「土用」の8月は、半月も雨だったし…
昨日まで8月で、今日から9月になったからと言って、急に秋になるわけではないのだが、
9月と付くと、急に秋っぽくなったような気がする。
いずれにしろ、今年のカレンダーの残りは、既に4か月を切ったことになる。
「飛ぶように去る」のは3月の例えだったろうか?
私の時は、春夏中「飛ぶように」もしくは「寝ている間に過ぎ去っていく」ような感じになってしまった。
反面、冬季期間が異様に長いのは、やはり、周りの景色に変化が少ないせいだろう。
残り少ない季節を堪能するにも、もはや咲く花も無し、って、中年過ぎの人生の縮図みたいじゃないか?
盛夏よりも色鮮やかになり、花自体も長持ちするようになったが、
「らしさ」としては微妙? 季語としては、朝顔は秋の花らしいが
鰯雲の広がる空
毛が伸びたワンコには、秋のダニの季節が待ち構えている
「いっそ、年中丸刈りにしたらどうだろう?」という誘惑が消えない昨今
リコリス ギリギリの異種ツーショット
こうして並べると、全く印象が違うね
◆
蒸し暑い空気の中、今日も、蝶達が飛び交っているが、こころなしか、主体が地味系へと移行した。
彼らも、その身に、残りの寿命を感じているのだろうか?
以上、ツマグロヒョウモン メス
こちらのナミアゲハは、当分持ちそうだ
片隅では、ボロボロの羽の雌雄が攻防を張っていたが、例によって、オスは完全敗退となった
羽の輪郭がはっきりしないのは、ピンボケではなく、羽が千切れているせい
オスは、基本、報われないものである
夏の花が廃れていく陰、 秘かに侵略を続けたシュウメイギクは、 |
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現在、二輪が咲いている | |
周辺は、これに侵略され、 ヒトの歩く場すら無くなりかけている 当初は、白とピンクを植えたのだが、 俄然白花が優勢、ピンクは絶えかけている |
午後3時40分、もう、ユウガオが開き始めた
盛夏の頃は、午後6時を回ってから、ようやく開いていたのに…
植物は、陽の動きに反応するので、当然と言えばそうなのだが、
晩秋になると、夕顔は翌朝になっても閉じず、
朝顔は、夕方になっても、パカーンと咲いたままとなる
(私は一日寝たきりになるし)
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