10/24
晩秋の雨
激しい雨音は、夜明けとともに小さくなってはきたが、上がることはなかった。
なんだか静かだな?と思ったら、荒天で橋の工事が休みだった。
工事中の、金属系の高い打音は、頭の芯まで響いて、気の休まる時がない。(と、止んで気づいた)
夕暮れ時、町内奥道路の通行止め解除が報じられた。
相当量が降ったということか。
まあ、乾燥期のこと、たまには雨も必要だ。
貯めておかないと、水源も持たないしね。
瀕死のアサガオの葉陰、冬眠間際のキチョウが雨宿りをしている
この角ばった羽型、間違いなく冬越しバージョンだ
冬越しバージョンであっても、冬を越せるという保障は微塵も無いが
水滴に、コスモスの残存思念が映る
ツワブキも、水滴鏡に映っていた | |
蜂は、動くための気温が足りず、じっとしている |
アオマツムシ 雄 初秋に、大きな音で、 夜通し鳴き続けていた声の主だが、 もう余力は無い |
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今思うと、あの煩さすら、 夏の貴重な残り火だった |
ヤドメのの枝が、雨粒のベールを被っていた
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