10/13
ダイモジソウ

 気持ちのいい秋晴れだ。
明日は雨が降るらしいので、所要のついでに滝へ行った。

 紅葉にはまだ早いが、休日のこと、ポツポツと観光客がきてはいる。
夏場は、涼を求める人が後を絶たない場所だが、それに比べ、今は閑散としている。

 微かに、ツクツクホウシの鳴き声がした。
いつの間にか聞こえなくなった蝉の声、10月半ばにもなるのに、まだ存命だったのか…
 人の世は忙しなく、ついこの前いった夏が、懐かしくさえある。
 
 しかし、蝉も、この時期に産まれても、果たして、結婚相手が居るのだろうか?
弱々しい声に、余計なお節介心が湧き出た。

  水辺に、ダイモジソウが咲いていた。(その後の蛭事件はプログに

ダイモジソウ ユキノシタ科 
花の形が「大」に見えるから、って…  そうか?

葉の形が違いはするが、どうみても秋版ユキノシタ
なのに、初夏版はユキノシタで、秋版はダイモジソウ とはなんぞや?





 ユキノシタと同じく、
水辺の湿気った日陰とか、
しぶきの掛るような岩の上とかを好む

こういう場所は、蛭の生息地でもある


↑のモノは、↓の黄色い矢印辺りに生えている
ここらをうろついてるうちに、蛭に飛び付かれたもよう(泣…)


 滝の落ちる辺りにも咲いている

 好事家にも手が出せないらしく、
よく増えている

水辺には、色付いた葉が漂う


 折り口付近の藪に、
センノウが1輪だけ咲いていた

 
 草刈りに遭い、
その後、再度芽吹いた花枝のもよう

自然豊富なハズの田舎は、
意外にも、野花の種が出来る率が低い

 定期的な草刈りで絨爆状態となるため、
花が咲いても種になる間が無いのだ

このセンノウも、ずうっと、この1株だけ
 サルトリイバラの実が赤くなり始めた
別名 サンキライ

ちなみに、この株の実生りが少ないのは、
去年、見つけた私が引きちぎったからだ


 ヒメアザミとハナアブ(蜂かも知れん)
 こちらはキチョウ 



先月、開花始めに見たツルニンジンは、ほとんどが種になり始めていたが、
一部は、細々と咲き続けていた



種になる途中
 刈られるせいか、種が成熟した姿は見たことがない

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