10/7 銀杏
 稲が刈られてひと月余り
地面が剥き出しとなっていた田を、
背の低いニ番穂が覆う 
 残った株から出たものなので、
時期柄、これ以上の成長はしないが、
気温がもてば、ある程度は成熟し、
今季二度目の黄金色の風景が訪れる

 このまま放置されれば、
ニ番穂は、冬季の鳥達の御馳走となる

 (ちなみに、ウチには田は無い)


水の引いた田の隅、コナギの花が咲き始めていた
稲と同時期頃に帰化した植物だそうだ

 花や葉の造りは、
ホテイアオイによく似ている

 ホテイアオイの英名は、
ウォーターヒヤシンスというらしい

 この花も、ヒヤシンスに似た雰囲気を持っている
コナギは浮き草ではないので、
ホテイアオイのような空気袋は持たない 
 隣の荒地には、
小さな彼岸花が数本、
置き忘れられたように咲いている



田の畔付近に、妙なものがあった
ああ、ゲンノショウコの種が弾けたヤツか


 まだ咲いてはいるが、
見るからに力無さげ
 未熟な種(のホウ)


 熟して弾ける寸前
 開き始めたヤツ

悪いが
「ドレが種よ?」とは聞かないでくれ… 



日中も気温が低く、陽も射さないので、ツユクサが夕方まで咲いている



こんな日は、昆虫たちは動きが鈍い
エノコログサの穂で休むヤマトシジミ



神社のカエデが、ほんのりと紅く見えたので、現場へ行ってみた
紅葉は、まだ、ほんの一部だが、既に落葉もアリ


境内には、アブないモノが落ちていた

数年前、出かける途中、銀杏撮りに寄った神社で、
落ち葉の中のブツをふんづけ、その後のドライブは、激しく苦痛なものとなった
乗る前に、靴底を落ち葉にこすりつけはしたが、車内に満ちる「×××」の匂い…

以来、愛車のトランクには、常に、ペットボトル入りの水が積んであり、忘れた頃に役に立つ

 某神社に、
コレを拾いに来るのが趣味(?)の人が居るが、
皮が臭いため、現場で中身だけ取り出して持ち帰る

 その結果、くっさ〜!! なブツが、
落ち葉の中に地雷となって残るワケだ
 ちなみに、銀杏の木には、オスとメスがあり、
実を付けるのは雌樹のみ

 風媒花なので、雌雄が1Kmくらい離れていても
受粉可能なのだそうだ



秋の香と言えば、これは外せないだろう
通りがかりの民家前、キンモクセイが沢山の花を付けていた

 大昔(?)私が少女だった頃、
この優しい香りを残したくて、
花を摘み、乾燥材に入れてみたり、
陰干しにしてみたりと、色々やってみたが、
どれも失敗に終わった
 その後、人工の香(香水)にもトライしてみたが、
どれも、本物の香には遠く及ばず…



 道路際に群れる薄紫の花

 車から降りずに撮った撮ったので
非常にテキトーな画だが、
多分、ヤマハッカの群れ

 秋の花って、
初夏のソレのようには萌えないからさ…
 紫蘇科なので、
ラベンダーの花にも似ている
一応、葉 


コスモスに小さな蜂一匹  この感じだと、ニホンミツバチ?




ツワブキの蕾が色を見せ始めた


 池の脇に咲くダイモジソウ
もうそんな時期か…


 ユキノシタ科
花の造りはユキノシタと同じ 
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