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コスモス

 昨日、下り坂ってぽい空に、そこいらじゅうのモノ(犬含む)を洗濯した努力はナニ?
夕暮れ時の様子から、明日は雨に違いないと思っていたから、外を見てガックリしてしまった。
 
 けれど、本当に日照時間が短くなった。
物干し場の陽は、午後4時を待たずして外れてしまう。
 晴天とはいえ、陽の熱量は、盛夏の半分も無い。

 午後6時、辺りはすっぽりと闇に包まれた。
闇の中、コオロギが、やる気無さげに鳴き続けている。


朝顔の命も、そろそろカウントダウンに入る
毎日、沢山の花を見せてくれたが、あの長雨は未だ恨めしい


裏のコスモス藪も、いつの間にか盛りを過ぎたようだ

 放置生えなので、ひと塊りになっている

 これだけ花を撮り続けているのに、
後で見ると、花画の資料に出来そうなモノが
ほとんど無いという事実

 咲き始めは絵にならないし、
盛りになると、藪化で資料にならない
 
 写真から絵を描くのは、
平面写生で楽なんだが、
画描きとしては邪道と思っている
(アマ画家でも理想というもんがあるんで)



アカタテハ  蝶のままで冬越し組かな


 ツマグロヒョウモンの蛹

 数日前に蛹の前準備してたヤツを思い出し、
見ると、蛹になっていた

 タテハ類は、
こうして頭を下にして蛹になる

 蛹の付いてる場所は、
地面から10センチほどの高さ
雪が降れば、軽く埋もれてしまう
 
 半年、風雪に晒され、春まで…
短気な私には、気の遠くなるような話だ
 胴の棘は威嚇用だろうか?

頭から背中にかけ、金色の斑点があるが、
これも威嚇用?

 動けない身では、これくらいしか無いもんね 



コルチカムも開き切り、枯れ始めた花もでてきた


 いつぞや載せたヤブミョウガに
変な実が生っていた
 結実性高いな〜
刈られなきゃ、際限なく増えていくだろう

 そもそも、コレって、
いつからここに生えていたんだろ?



近所の荒地に生えるチカラシバ
荒地と書いてるが休耕田  過疎化の田舎には、こんな荒地が多い


ちょっとやそっとで抜けない、
ってことで「力芝」?

 エノコログサの目の粗い感じの穂は、
この後、熟すと、棘のような毛で、
衣類に絡み付く厄介者だ

 午後4時を15分ほど過ぎた頃、
田に残った日差しが外れていく

 我が家の物干し場は、とうに日陰…
山間部の秋冬の日照時間の短いこと!
「妖怪ナントカ坊主」に、向いの山を削って欲しいわ
 
 同じ県内でも、南部の平野なら、
まだ陽が照っている頃なのに…



裏の線路際、ポツンと咲くアメリカフヨウの花は、
最盛期の半分くらいの大きさになった


近所のコスモス畑

 明日から天気が悪いようなので、日暮れ間際、ヘタった足を引きずり、近所をうろつきに出た。
このところ、ずっと散歩をサボっていたら、散歩コース沿いのコスモスが盛りを過ぎてしまっていた。
 ウチから数百メートル程度の所だが、向いの山との位置関係で、この付近は、比較的長く陽が射している。
 
 コスモスは「秋桜」と書くほどに、イメージ的に秋の花だが、実際には7月末頃には咲き始めているので、
人が「秋らしくなった」と感じる頃には、たいてい、盛りを過ぎているワケだ。





 残照が1輪の花を透かせていた

↑の画を見ると、「どんだけ広いんだよ?」って感じだが、実際はこんなん↓
山間部の、すり鉢の底のような地域には、広大な土地など存在しない

「写真」は、常に真実だけを写すモノではない




藪に生えるノブドウの実が、紫色に色付き始めた




ススキの向こうに陽が沈んでいく


午後5時半、薄闇の空に三日月が浮かぶ


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