10/2
残り火

 昨日に続き、まずまずの天気となった。
朝夕はともかく、日中は、長袖では暑く感じるほど。
少々時期外れでも、薄モノを着られるうちにと、化繊のワンピを着た。
 
 春から夏へと変わる時期は、なかなか薄着に変えられないのに、
一旦軽い服装に慣れると、長袖の服が鬱陶しくて敵わない。
 そんな感傷を尻目に、季節は刻々と進む。

 日に日に力を落とし、残り火のようになった花達に、同じく、弱弱しい様子の虫たちが集う。
ボロボロの体で生きる様は、生命力というより、哀愁が漂ってくる。
 
 悪天続きで変化が判らなかったが、さらに日暮れが早くなっていた。
鈴虫の声が弱弱しい。


 枯れかけていた朝顔は、
少し持ち直し、どうにか葉を保っているが、
種は中々膨らまない




数本残ったヒャクニチソウは、ツマグロ達の貴重な食事場となっている
それも、登頂の小花が僅かに残っている程度だが



ミスジチョウ タテハ蝶科
地味系ばっかり…


 晴天で満開となったコルチカムに、一匹のクマバチがきていた
イヤにモタモタしていると思えば、その羽は、先が擦り切れボロボロになっている
元気だった頃の、威嚇するような強い羽音はなく、飛ぶだけで精一杯という感じ



 ツワブキの蕾
 開花は今月中頃か?


 畑の隅では小菊が咲き始めている


 スズランの実
 既に葉は枯れている

スズランて
株分けで増えるものだと思っているんだが、
実が生る以上、実生も可なんだろうか?


ウチのは、ほとんど野草状態なので、
時期が来ると「あ、咲いたな」な感



出先の庭先にザクロが生っていた
ふた昔前は、それほど珍しくも無いものだったが、
今ではほとんど見ない 種ばかりで酸っぱい

代わりに、スーパーには大型の輸入品が並んでいるが


 夕暮れになると、
空は曇りがちになってきた

 微かにアマガエルが鳴いている
予報では明日も晴れ間があるハズだが、
いつまで持つか判らないなぁ…
朝顔は萎むことを忘れ、
開きっぱなし


 変な時期の追肥で二次成長してしまったのか、
バイカウツギがポツポツと咲き続けている


 対ネズミ用に自室に置いていたコルチカムは、昼間は日に当ててはいたが、花色は薄く、球根は半分くらいに萎んだ
気の毒なので、群れの脇に植えた
 
 「置いておくだけで咲く」がウリの花だが、やっぱり、置き咲きでは無理があるわな
                      

植える前の比較画↓

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