10/1 彼岸花2

 先ほどの群生地のS市を過ぎ、M市へ縦断する道へ入る。
山間部に、ぽっかり開けたそこは、この付近では広大な田畑が広がる地区だ。
 広い田畑の脇に、狭く曲がりくねった道が通る昔ながらの集落が付いている、という感じ。

 久々の晴れ間のことでもあり、刈り入れ作業中の田もチラホラ。
畦の彼岸花が、ほとんど咲き終わっていたところを見ると、
稲刈りは、長雨で延びていたのかも知れない。


 ←右端付近に
「彼岸花の名残りがある」程度


とっくに刈り入れが終わったところもあるし、
休耕田対策なのか、コスモス畑になっていた田もあった




いつものコースから、少し外れてみたが、稲はあっても、花の痕跡はほとんどない
引き返す途中、彼方の雲が絵のようだった


カラスウリ 実

 帰りに親戚宅を寄ると、数個のカラスウリの実が生っていた
ウチの近所には「キカラスウリ」しか無いので、この実は初めてみたが、キカラスウリに比べると、凄く小さい。
 
 とはいえ、キカラスウリの実の熟したものを見たのは子供の頃だ。
花は咲いても、目に付くような場所のものは、その後の草刈り刈られてしまい、実が熟すまでもたないからだ。



花 詳細はこのページ


 「花が数百も咲いた」という割には、
結実率が低い
(叔母が数えたらしい)

 しかも、この株しか生っていないというとは、
やはり、カラスウリは雌雄異株なんだろうか?



長さ4センチくらい 触感は「ぶにぶに」


まだ青い実と↑ 途中の実↓

◆S市の彼岸花 編集余記◆

 現場は、県道橋の下の、土手というか、河川敷というか、斜面というか、とにかく、県道から下にそれた側にある。
普段、この県道を(車で)通る人でも、興味の無い人や、前しか見て無いタイプの人は、多分、気づいちゃいないだろう。
 花の咲く川べりの橋手前から、県道が上り坂になるうえ、カープしているため、
花の群れと県道は、立体交差したような形になり、その気がないと見えないのだ。

 いつもは、県道脇のスペースに駐車するのだが、この日はタマタマ、どこかの車が停まっていた。
スペース的には停められるんだが、先に停めてある車の出口を塞ぐわけにはいかない。
 で、狭い農道を、つきあたりまで行くことになった。
(↓の画では、手前にも道は続いているが、軽トラくらいがギリギリ感)

 ここに停めても、車が来たら困るんだが、稲狩りは済んでいたから、農作業車が入ってくる可能性は低い。
が、ターンできる場所が無いから、帰りはバックで戻るしかないワケだ。
 数年前、モノグサ心で、付き当たりまで入って、バックするのに往生した経験があり、以来、入口付近に停めることにしていた。

 いつも思うんだが、直線に近いラインでも、なぜ、バック走行だと真っ直ぐ進み難いんだろう?

 フェリーに載る時、空いてるときは前進で乗って、奥でターンして列に停めるのだが、
積み荷の具合か、バックで乗ることがあった。
車列が進むのが遅い時は、たいていバック積みだった。
 
 車輸出用の輸送船ならともかく、フェリーの客はド素人。
係りの人が煩いくらいに誘導してくれるが、最深部に積む時は、かなりの距離をバックで走ることになる。
(フェリーの全長は200m弱  その後部から乗り込む)

 やだなぁ、あんな長い距離、真っ直ぐバック出来へんわ… 
モタモタすると「だから女は…」とか思われるんだろな。
 とか思って見ていると、そこそこ年のいった男性でも、まっすぐバックする率が低くて安心(?)した記憶がある。
 
 とりあえず、今回も脱輪せずに戻れて良かったが、バック走行は、なるべく20mくらいまでに収めたいものだ。
ちなみに、私の体格では、この車の窓から後ろを見てバックするという体勢は無理なので(首の骨ズレるし)ミラーだけでバックしている。

◆ ◆ ◆

現場に付いたと思えば、

花のところへ行くには、畦を通るしかない
いつぞや、パンプスで田んぼに埋もれたことがあり、今回は長靴を持ってきた
(薔薇柄シフォンのフレアワンピに長靴…)

土手はこんな状態↓だし、さしもの私もサンダルでは入る気がしない
時期柄、マムシとかも居るだろ?

 イヤね… 判っちゃいるんだ。
服にしろ、車にしろ、完全に選択を間違っていることはさ
でも、ゴツイものなんか要らん!!

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