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山茶花

 時雨れた昨日とうって変わり、穏やかな晴天となった。
青い空を背景に、山盛りの山茶花がほのかに香る。
多分、これが今年最後の彩りだ。

 山々は裸の木が半数を超え、陽は、午後3時待たずして、容赦なく沈んでいく。
なんやかんやといううちに、もう残り一月か…
年度始めは、先の1年が永遠にも感じられるのに、何と言って出来ないまま過ぎてしまう。
 さて、この先、どうしたものか。






 落葉寸前の枯葉が残光に透ける

 明日も晴天が続くかと思いきゃ、
もう崩れるのだそうだ
 
 時雨れと曇天ばかりの季節という感じなのに、
実際の降水量は、年間で一番少ない時期という

木立から僅かに覗く青い空、直後、山奥の陽射しは外れた



いくらなんでも、いい加減熟しているだろう、と見に寄ったカラスウリは、未だ、緑濃いまま
本体はとっくに枯れているんだが、追熟系?

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