初夏の白い花 2
桜のトンネルは、深緑に変わった
あちこちに、ノイバラが咲いている
小さな白花は可憐だが、 バラだけに、棘もハンパじゃない そのうえ、こんなに沢山の花を付ける株は、 結構大型になるので、 ホイホイと庭に植えられるようなものではない |
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例によって、大きさ比較図→ 言いたいことは判るが、 比較物がコレしかないんだから… 掘ってゲトするには、 小型の重機と軽トラ要 |
この辺りは人里離れているせいか、 ノイバラも、とても花付きがいい個体が多い バラは、 ありとあらゆる害虫と病気に好まれる花なので、 ノイバラであっても、その宿命から逃れられない ウチの近所のノイバラは、 虫と病気にヤられた個体が多い 人家に近い分、園芸植物や農作物が、 病気や虫を集めてしまっているんだと思う |
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一重の花は実を付ける率が高いので、 このバラも、秋まで刈られなければ、 紅い実を鈴なりに付けることになる |
深緑が映り込む水は、さらに深みを増し、 変な例えだが、ゼリーのような質感をしている こんな水底で眠ったら、安らぎそうじゃないか? (眠ったきりになるが) それにしても、同じ場所なのに、 冬場の、あの寒々しさはなんなのだろう? 寒いを通り越して、痛みすら感じそうだ |
水に張り出した枝に、山桜の赤い実が沢山生っていた
桜の下層には、クマシデの実が下がっている
カバノキ科 クマシデ属 …だそうだ
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道路際の落石防止壁を白いウツギが飾る
この時期、少し奥へ行くと、そこらじゅう、このウツギだらけだ
白い花は、基本的には5弁花だが、 |
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種類が違うのか、地域による亜種なのか、 花弁の形とかが微妙に違う |
青い空、深緑の中に白い花ってのはいいね〜
仙人になっても(煩悩あり過ぎて無理だが)退屈はしなそうだ
↑の2枚のアップは、 この花房を撮ったもの 花房の多少は、 土地の富裕さの違いか、種類によるものか (こんなところで、肥えた土地ってのも、逆に怖いが) |
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ほい! 例によって、大きさ比較図
ウツギも、野生モノは結構大型になる
子株は生えているから、持ち帰りは可能だが、
庭植えなら、ヒメウツギ辺りが妥当じゃネ?
そういえば、この前見たハンショウヅルどうなったかな〜?と覗くと、
一応、地味 な花が咲いていた | |
林の木陰の下、暗色の小さな花ときている 「ヘタな大工は道具を責める」というが、 いくら頑張っても、 モノには能力の限界ってモンがあって… レンズが暗いんだよ〜〜っ! アレなら撮れるのに… |
ちなみに、ハンショウヅルの自生地は、 こんな、狭い林道沿い 道は、舗装してはあるが、 対向車でも来るとマズイので、 ここへは乗り入れないことにしている 続く筋肉痛、もとより体力ゼロの身 こうして出歩いてはいても、 車から100m以上は離れないことにしてるのだが、 この日は、好天に釣られて動き過ぎたらしく、 急に足元がヨタついてきたので、 即、帰路に着いた |
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林道入口沿いには、清流が流れ、 山の中特有の、精気みたいなものが充満している ウチだって、山の麓ではあるが、 やはり、別世界だ…と、しみじみ思った 人の気配がしない山中というのは、 気持ちがいい反面、昼間でも、独特の怖さがある これが夜だったりしたら、真の闇だ 俗に言う、「鼻を抓まれても判らない」てヤツ 目次へ戻る |
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