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初夏の白い花 1

 花期を迎えたマタタビの葉が、
白い化粧を始めた

 深い緑の中、白い葉は、
風にチラチラと揺れ、
遠目には花のように見える

 今は、まだハシリ
 もう少し経つと、白い葉が、もっと増える
 全部の葉が染まるわけではないが、
枝先なので、白い部分が目立つ
 同属で「ミヤママタタビ」というのがあり、
そちらは、葉先がピンク色になるので、
ますます花のよう
 葉に隠れて見えにくいが、
蕾が沢山付いてる
 果物のキウイも同属なので、
花の形は似ている

 マタタビ=食べると、また旅が出来る
実は滋養強壮薬でもある

 ご存じ、「猫にマタタビ」
雄の成猫が一番効くらしい
 
 こんなモノで気持ち良くなれるなんて、
酒類も煙草もやらない身としては、
羨ましいような、羨ましくないような…


 その付近では、
ヤブテマリが、小さな実を付けていた
実は、やがて、紅く成熟する

園芸種は、改良されて(花にとっては改悪だが)
実を付けるものは少ないが、野生種は趣に満ちている


 北部の隣町入口付近では、まだ、タニウツギが咲いていた
ここの株だけだから、もしかしたら、タニウツギの中でも別種かも知れない(ミヤマとか?)


ガマズミの花

そういえば、前回の白花別編でもガマズミを載せたが、これを見て、
アレは、コバノガマズミだったかも?と思った  明らかに、こちらは大型だ

◆◆◆

道路端のコンクリ壁を覆う目立たない花 スイカズラ 別名 ニンドウ

英名 ハニーサックル 花は地味だが、夜になると甘ったるい香りを放つ
(ウチの母は「臭い!」というが、ジンチョウゲでも「臭い」ヒトなので…)



 開花直後は白く、
時間が経つと黄色くなる

 スイカズラ科 スイカズラ属
 さらに別名 金銀草

↓こちらは、民家の石垣に咲いてたもの
 こちらの方が、色の差が判りやすい

◆◆◆

エゴノキの花
毎年、楽しみにしている花なのだが、最近、体がアレで、
あまりうろつかないので、今年は、花期を逃してしまったようだ


 下向きに下がる小花が可愛い
 しかも、香りアリときている
 ホント、高木じゃなきゃね〜?
 
 満開を過ぎ、下には花弁が溜まっていた

仰ぎ見ると、点々と咲く白い花が、夜空に輝く星のよう
全然そう見えない? メインデジが無いんだから、これでも上出来でそ

 園芸種で、コレ↑のピンク色があるようだが、なんつーか… 邪道じゃないか?
 (ヤブテマリにもピンク花の園芸種がある)

 「その色だからこそ映える花(モノ)」というのがあるんだよ!
 「桜色」とか、薄ピンクの代名詞だろ? 仮に、白い桜があっても、なんか違うくネ?
変わっていればいいってモンじゃない。
 その植物が、その花色で続いているということは、「自身が選択した」と理解していいと思う。
 
 誰がなんと言おうと、絶対、邪道だ〜〜〜っ!!…と、吼える白花萌え一人

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