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タニウツギ

 この時期、山々は、ピンク色の花でいっぱいだ。
若干くすんだピンク色だが、薄い色合いなのと、低い場所でも生えているので、視界に入り易い。
 そういう点では、藤などより目立つ。
 
 道路沿いにユラユラする花房に、黒いアゲハ蝶が集まっている。
ピンクの花に黒い蝶、自然界は、時に、計算したかのような組み合わせを造る。

 連休明けから咲き始めるこの花も、そろそろ終盤を迎える。

 ディマA1が手元に無い今、最大で2Mのコンデジでは、いくら頑張っても無理があるが、
私が好きなのは、あくまで、写真じゃなくて本物だから、「撮るよりも視る」ってことで…
 やっぱり、花は実物が一番でそ!

 

 前回載せたヤブテマリとタニウツギのコラボ
周辺には、タニウツギの大株が沢山生えている



結構大型 これで高さ2mくらい



 さらに奥へ進む

 道路沿いも川岸も、花で一杯だ




 5mくらい先の枝なので、
この程度しか撮れてないが、
羽の模様からしてミヤマカラスアゲハのよう

 初夏を画に描いたような光景だ


さらに奥へ進む
ここは、岩屋ダム湖畔道路の山側の道

途中、凄まじいほどの群れがあった
本来、香りは無いハズなのだが、沢山あるせいか、ほんのり香っていた


 例によって、ガードレールの外側から(右手が道)

どっちから見ても、全く「引き」の無い場所なので、ワイドレンズが無いと厳しい
実物の半分くらいしかフレームに入ってない


 タニウツギは実生で増える
 花も多く、実の生る率も高い

 それが、こんなに茂っているので、
 当然、その付近は、
タニウツギの小株で充満している

 こちら側の道は、主要では無いので
あまり草刈りもされず、植物天国

 暇な人、捕ってオクにでも出してみる?
(私は、この色の空木は要らんが)
 


比較するものが無いんで、これ↓で   車の全長は4.5m (…4.6mだったかも?)


狭い道沿いは、左右から樹が迫ってくる
(編集の都合で、↑は帰り道のものだが)

 ダム湖のキャンプ場下

相変わらず、全くひとけが無い  ここ、いつ営業してんだよ?
なんたって、×炭自×にも使われたほどの山奥だ(道路アリ、P在りで手軽…ってか)



同じタニウツギでも、結構色幅があり、右側は濃くて鮮やか、左側は薄めの色


 実は、今日は、原種のバイカウツギを掘るのが目的だった。
長靴と小型のスコップを積み、まず、近所の目を付けてた確定株の元へ行くも、その根元を見て、即諦めた。
 絶対無理!!

 で、探して奥へ向かった。
しかし、ウツギ類は、白花をとっても、早咲きから遅咲きまで幅広い。
  中でも、最終版のバイカウツギだ。

 蕾の状態では、はっきりと区別が付かないのと、それらしいものがあっても、かなりの大株ばかりで断念。
栽培地ならともかく、木々の根が張りあった山地、しかも足場が激悪ときている。
その樹の径が1cmを超えてたら、まず、掘り出すのは無理。

 樹は、その高さと枝の範囲に根が伸びている、と思っていい。
 
 で、あっさり諦め、帰りに、近所のホムセンで買った。\1280
足が上がらないようなヨレヨレで、無理して怪我でもしたら、かえって高くつくしね?

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