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シロツメクサ

 肌寒い日もあるが、好天が続いている。

 所用で出たついでに、町内奥へ、タニウツギを見に行った(別編で)
連休を過ぎた平日なのに、行楽っぽい車が多い。

 あれほど苦痛だった真冬の昼間の短さも、喉元過ぎれば忘れがちだが、
日が長くてありがたい、と、夕暮れが来るたび、しみじみと思う。
 町内奥地、
ダム湖畔のキャンプ場に咲く桐の花


 同じ町内ではあっても、人里離れている分、
のびのびとしているようにも見える 



 タニウツギを撮っていたら、
見慣れないモノを見つけた

 
 一見して、クレマチス類
蕾は付いているが、開花したものは一つもない
とりあえず、一枝取ってきた

 ハンショウヅルというヤツらしい
花は、激しく地味系のもよう

 これなら、センニンソウの方がいいわ


緑味を帯びていたオオデマリは、白くなったと思えば、同時に散り始めた
とうに花時を終えた芝桜が、また開花したように見える


今さらだが、ウチのは改良種なので、中心の花は退化していて、種が出来ないもよう
だから、花期を終えると、こうして落ちてしまう
ヤブテマリなどは、花後にも、長い間、装飾弁(本来はガク)が付いたまま、やがて沢山の実を付ける



 ポピュラーな和蘭 シラン
「知らん」じゃなくて「紫蘭」
 
 これを「便所の裏に咲いている花」
と言ったのは、何を隠そう、
元彼の母親である

 事実、そのくらい、田舎ではポピュラーな花だ


 こちらはシランのピンクバージョン
 クチベニシラン

 単に場所が悪いのか、
シランほどには咲かない


 夕陽を受けたシロツメクサの花が、
星のように輝いていた

 ちなみに、受粉を終えた花は下側を向き、
次の花が受粉しやすいような体勢を取る

 ここの花は、もう半分以上が咲き終わっている


 夕暮れ間近、ハーフコースの散歩に出た

 山際の道沿いでも、
タニウツギが満開になっていた

 この花に関しては、今年は表年のようだ

ウツギマニアじゃないが、結果、コンプリート

 ウツギ類は香が無いのが基本だが、バイカウツギは別で、柔らかい香りがある。

「タニウツギ別編」でも書いたが、帰りに、近所のホムセンで、バイカウツギを買ってきた。
入荷当時に見つけ「去年買ったヤツより大型じゃん」と思ってた株だ。
  
 その時は、チラ見程度だったので、ウチのと同種だと思ってたが、よく見ると、無地の白花だった。
去年のは、改良された「ベルエトワール」という種で、短く刈り込まれ、花が5コくらいしかついてなく、割り切れないモノが残った。

 山で採ってきたバイカウツギを挿し木したら、一本が根付いていたので植えたのだが、探しても無いのだ。
父に抜かれてしまったのか?← 一部の枯れ死を除き、ほとんどは、父が犯人

 で、現地採取を思いたったが、現実の前にあえなく断念、この店で見たヤツを思い出したワケだ。
どちらかといえばマイナーな花なので、一本だけなのに、しっかり売れ残っていた。


いや、4弁花だし、梅というには、かなり無理があるように思うが…


 大きさはこんなモン

 入らないことはないが、
トランクに入れると花芽が痛む率が高いので、
助手席に斜めに積んで、片手で支えて持ち帰る
 
 家まで1分強、店が近いというのはありがたい

 今は大きくなった木蓮も、
この店で買い、同じようにして持ち帰ったものだ
(車窓から、枝が突き出ていたが)
 近縁ではあっても、
アジサイは、断じて×!
だって、ゴツイやんけ

こうして並べてみると、
去年買ったベルエトワールは
意外に小型だ
 そのホムセンの園芸系は
あまり管理が良くない

 水もあまり与えられてないし、
強風の日は、鉢植えがゴロゴロ転がっている

 入荷の直後に買えば予後がいいが、
半額処分になったヤツなんて、既に瀕死
もう少し早く決断すれば、売れ残りも減るのに

 でも、無知なオバさんが「安いから」と買っている
こんな田舎在住でも、植物の状態が判らないんだろか?
節間が伸びて、葉も黄色くなっているのに

 ソレ「安物買いの銭失い」って言うんだよ
           蕾→

 ポット植えだが、
根が、かなり切り詰められているだろう
 多分、樹が弱っていると思う

 こんなことなら、あの時買っておけば良かった
(「50歩 100歩」みたいな…)


 散歩に出ると、
近所の家の脇に、見憶えのある白い花が…

 近づくと、ほんのり香る
やはり、バイカウツギだった
野生のものより花が大きい

 って、もう咲いているのか!

 ウチのヤツ、かなり弱ってるのか?
コレ、刈り込まないと、
結構大きくなるので、買う人は注意

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