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ウツギ

 このところ、薄ら寒い日が続いている。
とうに薄物ばかりになったタンスから、比較的厚モノを選んでいるのだが、
近所を歩くだけでも、上着が要る。
 
 特に、雨が上がった後は、急に冷え込んでくる。
当分、電気毛布は片付けられそうにない。
 昨夜の雨で、
ウツギの花が散っていた
 ウツギ
ユキノシタ科 

曇天なので「イケるかも?」
と思ったんだが、
やはり、デジの力不足は否めない
(泣…)
 ちなみに、ここは↑線路際の崖淵である。 
しつこいが、野生の花というモノは、こういうところにしか無いものなのだ。

 踏切りから入って、ここまで数10メートルくらい。
1回目は、入った直後に警報器が鳴り始め、引き返した。
 軌道の敷石から、路肩(?)が50センチくらいあるから、列車が来ても轢かれはしないが、
飛び込み希望者認定で通報されてもアレだ。

 今回はアナ連れだが、もしもの時に備え、アナは入口付近に待機させていた。
(人間よりも歩くのが遅い!)

 戻る時、軌道の敷石の元に、小さなウツギが生えているのを見つけ、お持ち帰り決定!
(車じゃないので)道具が無いので、根性で引き抜くことにしたんだが、
反動で落ちそうなので、ヒヤヒヤものだった。

 ついでに、この付近には、野生種のバイカウツギもあるんだが、採るには、かなりの道具が要りそうだ。


 ユキノシタの花 
なぜ、これとウツギが同科なのか疑問だが…

 ユキノシタは肌系のポヒュラーな薬草である
角質剥離作用の美白効果があるので、
そのテの化粧品に入っていることが多い

 肉厚の葉は天ぷらも可だが、
味は、衣の味のみ

 花が咲く時期が、一番薬効が高まるらしいが、
節間が伸び、葉は小さくなり、収集には非効率となる

 そろそろ、化粧水を仕込むシーズンだ 
花型は、同属のダイモジソウと同じ造り


 シライトソウ開花
 私が子供の頃は、そう珍品でも無かったんだが、
最近、とんと無くなり、自生地はここしか知らない 
山野草ブームだからなぁ…

 ガードレールの向こうの花を、
半身乗り出しての撮影

 こんな崖っぷちだからこそ、生き残っているんだが


 天気は、いまいち回復せず…



カラーの花にも雨水が溜まっている




 ムラサキツユクサが咲き始めたが、
 同じツユクサであるオオボウシパナは、
まだ本葉が1枚…
 
 これでいいのか?
 オマケに付いてきたナントカツユクサが、
1個だけ芽吹いたが、今は(15)枯れかけているし


 日に日に白さを増していくオオデマリも、
白くなると同時に、散り始めている
 下は池じゃないが、やらせの花流し


 サラサドウダンツツジも半分以上散り、
下のスミレの葉の上に花を咲かせている
 なんの花か判らん状態だが、可愛い


 捕ってきたウツギを植える前に、
先月花屋でゲトしたヒメウツギと比較

 力づくで抜き取ったので、
根が切れてしまったが、
ウツギ類は挿し木でも根付くくらい丈夫だからOK
 ヒメなら小型だが、
レギュラーサイズのウツギはそれなりに大きくなる

 で、オオデマリの脇に植えた
スイカヅラ科マニアのようになっている
(事実、それに近いけど)

 去年買ったバイカウツギは、
蕾を見せている

 デジカメ帰還、開花に間に合うか?
早く帰ってきてくれ〜!!


 ジャーマンアイリス
畑の株
庭の株

以前はサーモン色もあったのだが、
この薄紫は丈夫で、どんどん広がり、
今や、水仙たちを駆逐する勢いだ



左脇はレンギョウ 後は夏椿 その右側はライラック



コタツ脇で、「電車ごっこ」状態の三頭

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