5/7
桐の花

 あちこちで、桐の花が咲いている。
言うまでもなく、家具などの材木の「桐」

 その昔、家に女の子が生まれると、嫁入り用に桐の木を植えた、とか言われているが、
成長が早いとされる桐であっても、昔の早い結婚時期に間に合ったのか疑問だ。
 だって、幹の径が15センチくらいだったりしたら、沢山桐を植えなきゃ、タンスなんて出来ないじゃん?
(昔は、子沢山が普通だし)

 西洋では、女の子が生まれたら、その誕生日に、一粒ずつ真珠を買うという風習があるらしい。
でもさ〜 径1センチの大粒真珠でも、二十歳時点で、まだ20センチしか無いんだが…
 ネックレスの長さにするには40年掛る計算なんだが、真珠は、嫁入り道具じゃなくて遺産分与?


 桐で作ったタンスは、洪水などに遭うと、水を含んで、引きだしがピッタリ閉まるため、
中の着物が濡れないからよい、と言われている。
 
 総面積の9割が山岳地帯である岐阜は、否応なしに林業が盛んだったが、人件費の高騰と、輸入などの影響で、ほとんどが廃れた。

 


桐の花


一応、ソフトでカラー調整をしてあるんだが、実物は、もっと赤みを帯びた紫色

花一つは、長さ6〜7センチくらい、花房は20〜30センチくらい
樹の花としては、かなり大型の部類に入る(地味だけど)

 高木なので、当然、花も高いところに咲いている。
↓は、タマタマ、道路下から生えている樹を撮ったもの



 ←こっちのほうが色が近いかな

 ↓は蕾
目次へ戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送