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キブシの花

 雨は上がったけれど、強風が吹き続けている。
早めに衣替えしたことを、少し後悔しつつ、車に載せっぱなしの冬物コートを引っかけた。
 キブシの枝が、強風に、ゆらゆら揺れている。
 
 黄色は、白よりも明度が高い色彩だ。
春先は、黄色い花が多い。
 枯れ景色の中、まだ少ない虫に、自花をアピールするためか。
確かに目立つんだけど、明度が高いだけに、撮るのが難しい。

 オオイヌフグリの花が、そこらじゅうに、青い花の絨毯を(といっても、団地サイズより遥かに狭いが)作っている



キブシの花が咲いた
花穂は、10センチほどの長さで垂れ下がる
マンサク、アブラチャンに次ぎ、春を告げる花木である


 壺型の花は合弁ではなく、
離弁花の半びらきのような状態
 もちろん(?)
撮影に都合のいい場所には生えていない

 ここは、道路から近く、
手が届くぶん、いい場所とも言える

 ↓なんて、急な崖の途中から生えてるし



枯れ木状態の林に、パラパラと黄色い色を挿すのはアブラチャンの花


この花が終わる頃には、
他の木々も萌え始める



いつもの桜並木は、いぜん、花芽状態を維持
去年は、いつになく、花付きが悪かった分、期待しているんだが…

その脇の斜面には、身を隠すように、キクザキイチゲが数輪


 花も開き切り、虫食いの跡も…

 ひっそりと咲き、静かに終える



こちらはクロモジの花

アブラチャンほど花塊が大きくないので、注意しないと見逃してしまう


 径5ミリほどの花が、
こんな風に数輪ずつ咲く

 暖かい地方では、葉も同時に出るらしい
 これでも、
目一杯、枝を引き寄せて撮ったんだが…



日当たりのいい斜面に咲くトサミズキの花
ミズキとついているが、マンサクと同科

アブラチャンやクロモジに比べれば、大きめの花ではあるが、
全開しても、花径1センチあるかどうか…
簪のモチーフに良さそうな花だが、黄色って、微妙に合わせ難い


 こちらは、藪をくぐり抜けたのに、
まだ半開状態

 まあね、好きでやってるんだから
文句の言えるこっちゃないけどね 
 ここのは、まだ蕾



散歩道の梅、花盛り

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