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 昨夜、町内の蛍生息地へ見に行った。
藪手前の狭い谷沿いに沢山の蛍が舞っていたが、いくら沢山居ても、いかんせん、蛍は小さい。
 その光が、人工光ほどに何ルクスもあるわけもなく、ヒトの眼で見えても、カメラには暗過ぎる。

  で、数匹の蛍を強制連行し、翌日の夕方、花とアレンジして撮ることにした。
毎年、裏の畑で、ひと群れになるホタルブクロだが、
今年は芥子に負けてしまい、撮影向きの白花が無い。
 
 しかたなく、別の場所に数本だけ生えていた紫花を使うハメになったが、
面倒なので、ホタルブクロin蛍はやめた。

 とりあえず、蛍ってことで…


7時20分頃、花に蛍をセット(?)する
水しか飲めない蛍の為、花には散水済み




薄闇の中、蛍の光が目立ちはじめた



暫く後、より暗くなり、花が撮れなくなってしまったので、



懐中電灯で補佐

ウチのデジには、なぜか、AF補助光が無いので、
暗くなってしまうと、AFでのピント合わせが出来ないのだが、
マニュアルで合わせようにも、なんも見えん…

で、懐中電灯で照らしてピントを合わせさせ、
その時点でマニュアルに切り替えるという操作をする



花の背後からやってきた列車の灯りが、闇の中に逆光を作った



暗くて判らないだろうが、↑の辺りに
もう一匹の蛍が居る(こちらはオス)



懐中電灯の灯りが無いと、こんな感じ


7時40分過ぎ、そろそろ、どうにもならない暗さになったので、ここで終了

現場に放置した蛍は、どこかへ飛んで行ったのか、翌日には居なかった



昼間に撮ったモノ  野生の蛍は、昼間は、藪の葉裏などでじっとしている

コケは、水を与えるために池周りで採ってきたものだが、産卵場はこういうところだ
雌雄とコケと水を入れておけば、産卵するが、その後が面倒なのでウチではしない
(注 蛍の幼虫はグロくて肉食  生きたカワニナしか食べない)

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