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山アジサイ

 アジサイは、ユキノシタ科の植物である。
ユキノシタ科は、とても幅広く、なんで? …みたいなものが多い。
 まあね、それを言うと、なんで桜がバラ科なのさ?…とも言いたくなるが。

 山裾の薄暗い林の中、山アジサイ類が身を隠すように開く。


イワガラミ

アジサイと同属だが、こちらは、装飾花が、もろ葉
遠目には、アジサイに見える



これは14日の画なので、中心部の小花は、まだ緑っぽい蕾だ


 イワガラミは、その名の通り、岩などに絡んで育つ蔓性植物
人界に近い場所では、こうして、落石防止の壁などに這って伸びる

開花すると、全体的に白っほくなる





茂みの下、一株のツユクサが咲いていた
夏場の青い花は、いかにも涼しげだが、緑の中では白花の方が目立つ


 林道の中を歩くと、
(相変わらず、入口から百メートルまで)
 枝に張った蜘蛛の巣が
木漏れ日に輝いていた
 シロモジの葉

 高くて撮れないが、緑の実を付けている



ヤマアジサイの花
これは白色だが、薄い紫もある



 ヤマオダマキの蕾

 細長い茎、全体的に地味なので、
見落としてしまいそうな花だ
薄い黄色
開花は2〜3日後か

こんなでもキンポウゲ科だそうだ


林道から出て、車の傍へ行くと、地面にウラギンシシジミ↑が居た。
羽を閉じた状態で3センチくらい
 シジミチョウとしては大型の部類で、どちらかといえば、晩夏頃に多く見かける蝶だ。

 動かないので死んでいるのかと思ったが、吸水中のもよう。
もう少しで踏みつけるところだったよ。
 詫びに、ペットボトルの水を与えてきたが、余計なお世話だったかも知れない。



深緑の中を通る道には車の姿もなく、北の地の道R242辺り(←指定する辺りがオタ)を思わせる


 白いウツギの花の塊は、とうに姿を消し、
 跡には、種が実りつつある
多花性のため、結実生も高い
で、増えまくる…と。


 蒼い水面を撮っていたら
遥か頭上に轟音が轟いた
 見上げると、
飛行機が二機続いて行くところだった

こんなところ、コースだったか?
ウチの近所はよく通るが…


 ちなみに、この町は、
「ド」がいくつ付くか判らないような
山岳地帯の田舎の僻地なので、
 この地区にヘリポートがあり、
緊急の場合は、救急車→ヘリで搬送される

 …というのは表向きで、
悪天候時や夜間はヘリが飛べない。
 やはり、田舎は色々とリスクが多いのだ。
 川岸に紅い実が生る木が見えたが、
種確定までは不可


桜並木下の河川敷へ降りると、あちこちに、ウツボグサが咲いていた

子供の頃「蛍草」と教えられたこの花を、水に濡らし、蛍篭に入れた記憶があるが、
今思うと、無意味なことだったな〜  どっちかっつーと、ホタルブクロの方が…


花穂は4〜5センチほど
シソ科の花にしては大型の部類か


 桜の下に、ギボウシが咲いていた
白い花びらが日差しに透けている
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