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深緑
初夏の花が咲き終わり、夏の花になるまで、少し間が空く季節。
充実した緑は濃く、どこまでも深い。
それを映す水面も、深緑に染まる。
「ホー ケキョ ケッキョ ケッキョ ケッキョ…」どこからか、鶯の谷渡りが響いてくる。
一度目の繁殖を終え、次の恋の相手を探しているのだろうか。
梅雨が過ぎれば、じきに、本格的な夏がやってくる。
それは、来たときと同じように、知らないうちに過ぎ去ってしまうのだけれど。
桜のトンネルは密度を増し、濃い日陰を作っている
裏の線路際の様子 アジサイの大株は並んでいるが、 華やかさは無い |
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いつもなら、手前に咲くはずの、 派手なオレンジ色の花 「ノウゼンカズラ」は、 去年、父が切ってしまったし |
コイツはあるけど、 大輪で黄色系の割には、 トーンが暗めなので、今一つ… |
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グロリオサデージー (「華やかな」の意だが) |
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モクレンの下、 ハンゲショウが小さな花穂を出した |
ホタルブクロ 紫花 今年は、全部でこんだけ… |
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こちらは 知人宅の白花ホタルブクロ 一般的に、 白の方が、早く開花するようだ |
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親戚宅に白い小花が咲いていた
幹からして、ヒメシャラのようだ
お茶の花くらいの大きさだ
日没間際 チガヤの穂が波のように揺れて輝く
田に夕日が反射する 目次へ戻る |
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