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グミの実

芥子の花が消えた跡は、春先の萌芽頃を思わせるほどに寂しくなった
↑の画の右手前の茶色い小山は、抜かれて枯れた芥子の残骸


 芥子に埋もれて歩いていたアナには、
この方が歩き易いかも知れないが


 裏の畑のウツボグサは、
既に終盤を迎えていた

 他の花に気を取られ、カンペキに忘れていた
蛍の舞う頃に咲くので、
この辺りでは「蛍花」とも呼ぶ




こちらは、父がどこかで採ってきたもの

いつもながら、やたらと採りつくすのはどうかと思う
自然界で、開花まで漕ぎ着けるのは大変なことだから


 散歩道沿いにユッカの花が咲いていた
花穂は私の背よりも高い

 硬い葉先は鋭く、
ヘタに近づいたら怪我確実の危険植物である

珍しいが、綺麗というにも微妙な気がしないでもない
なんたって、異様なほどにデカいし



別の家の庭先には、グミの実がたわわに生っていた
ふた昔も前は、割とどこでにでも植えてある樹だったような気がするが、
最近は滅多に見かけなくなくなった                      


 半透明に輝く赤い実は、ぶにぶにと柔らかく、いかにも美味しそうだが、
熟しても特有の渋味が残り、はっきり言って美味しいものでは無い

キウイとかが一般に出回るようになり、選択肢が増えたことも退廃の理由と思うが…

 菓子の「なんとかグミ」って、
どう見ても、コレが元だよね
 
 グミ菓子買う人は沢山居ても
元を知る人って居るのだろうか



 その付近の竹藪では、
少し前まで筍と呼ばれていたものが、
若竹へ変身しようとしている

 この成長の早さは、
ちょっと他の樹では敵わない

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