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タマアジサイ

7月下旬  猛暑は続く 
空が青い 水も青い

 川岸を染めるオオハンゴンソウ

 「反魂」の名は、盆向きかもね

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

山裾では、アジサイ類の最終版、タマアジサイが咲き始めていた


ここの群れは、まだふた枝ほどが咲いているのみで、大半は、まだ、芽のような蕾↓
「タマ」は、多分、この蕾の状態をさしているのだろう

アジサイ類は、蕾にホウを持たないが、これは、初夏ごろ、ホウに包まれた花芽が出て、ゆっくりと成長し
全てのアジサイ類が咲き終わってから、ようやく蕾を解く


 蕾の上にイナゴが居た

 羽が半分くらいしか伸びていないので、
終齢の一つ前くらいの段階か?


 ヤマアジサイ類は、地味な色で花数も少なく、見るからにわびさび系だが、
このアジサイは、野生の花にしては、花塊も大きく、鮮やかな色合いをしている


今年の花の脇には、去年の花の名残りもある

アジサイは、咲き終わった花を(装飾花=ガク)秋頃まで放置すると、自然乾燥して形を保つ
残念ながら、咲き終わりの花弁は(ガク)緑色になっていくので、鮮やかな色は残らないが


 林道脇では、
ヒヨドリバナが咲き始めていた
 その、地味な花姿は、
夏の終わりを意味する

 これから先は、
見るからに寂しげな花ばかりになっていく


道脇には、コウゾの実が生っていた


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

鹿出現

 涼しい林道でも、暑いことには変わりない
疲れないうちに戻ろうか(←実は、100mくらいしか歩いていない)…と、谷側へ寄った。

 林道の入り口方向から、ガサガサと、藪を掻き分ける音がした。
音の大きさからして鳥じゃない。 猿かな? この辺、普通に居るし。
 やだなあ、襲ってきたりしたら…

 次の瞬間、左側から飛び出てきたソレは、鹿だった。
ウチのワンコの散歩コースにも、普通に鹿が出るが、昼間は姿を現わさない。
 鹿は、目前の谷を、跳ぶように駆け抜け、向いの山へ消えて行った。
 
 赤茶色の体が去りゆく瞬間、ギリギリで1枚撮ったが、ピント合わせどころじゃない。
その頭に角は無い。 背中の白い斑点は、子鹿時代の名残りか?
 警戒信号として立てた尾の裏の白さが、眼の眼の奥に焼き付いた。
 


そんなに慌てなくても…
 だいたい、ワザワザ出てくるから見られるんだろ

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