7/11 別編2
オオハンゴンソウとか色々
前回来た時、 まばらだったオオハンゴンソウが、 盛りを迎えていた |
黄色は、白よりも明度が高い色だが、この花は、くすんだ色のせいか、あまり明るさを感じない。
「反魂草」なんて呪術的な名が付いたのは、その、そこはかに漂う陰気さのせいかも知れない。
(それを言ったら、鮮烈な紅い色の彼岸花が「死人花」なんて呼ばれるのも変だが)
手前の白い小花は、盛りを過ぎたヌマトラノオ
この日は、河が増水していたので、川岸付近は完全に水没していた
この花が河辺に多いのは、こうして、水流を介して増えたせいだろう
水辺には1羽の鷺が居て、 | |
私の気配を感じ、飛び立っていった | |
つれないな〜… |
ナワシロイチゴの実↑と、花↓
ヤマトシジミが吸蜜中
小さな蝶だが、青紫に輝く羽を持っている
実は、そこここに生っているので、集めれば、果実酒も余裕だが、
数年前、せっせと作った揚句、飲まずじまいだったので、見て見ぬフリで去った
木苺系は、色も綺麗だし、独特の香りがいいんだが、私、酒類飲まないもんね
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山際の小さな流水沿いに咲くオカトラノオ | |
その脇にはショウマの花の群れ 今年は花穂が少ないが
傍には、小さなノリウツギの木に、花穂が二本だけでていた
ヒヨドリバナの蕾 咲いても地味だが、 この花が咲く頃には、夏が終わる |
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藪の中に生えてるので、 蔓に巻かれてしまい、本体不明になっている |
ダイコンソウの花 | |
こちらも地味系 | |
横から | |
花弁が散ったあと |
林道脇の流れは、夏でも冷たく、 涼しい森の中を、さらに涼しくしている ド田舎在住の身として、 山の中の気には慣れているはずなのだが、 ここは、また別格の、濃い気が充満している |
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シロモジの実 | |
花は、クロモジと大差無い小型なのに、 シロモジの実は、大粒で判り易い 反面、花の季節は、まだ葉が出ていないので、 樹の区別もし難い 花が大きいような気がするからシロモジかな? …みたいな |
紅く色づいたウワズミザクラの実
初夏に白い穂状の花を咲かせるウワズミザクラは そこらじゅうに自生しているが、 花が咲くのは、ある程度の高木なので、 実を間近で見る機会は少ない |
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熟した実は、果実酒にもできるそうだが、 低い樹が少ないので、実を採るのは大変そうだ |
人里離れた山奥を流れる瀬は、 少し陰気な感じでもあるが、水は澄んでいる |
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流れに突き出た楓が、 沢山の実を付けていた ウリカエデかな? 鈴生りだ |
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春先の、ごく小さい花から、 日ごと派手な花へと変わりつつ、 様々な花が咲き続けてきたが、 今くらいになると、パタっと途絶える もちろん、花にとって、実りは大切だが、 花オタにとっては、ちと淋しい季節に突入だ 目次へ戻る |
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