7/2
カラスウリの花

 タイトルはカラスウリだが、トップの画は全く別物が常の花音。

 先日、近所のオヤジから、珍しいものを土産に貰った。
プログでは検索にヒットするとアレなので、こちらにこっそり載せる。

 残念ながら、強行軍で花が痛んでしまっているが、アレだ。
高山植物の「イワカガミ」  出所はナイショだ。 
 年代がアレだけに、我関せずなオヤジだが、こんなに的を射た土産を貰ったのは初めてだ。
実の母親だって、元夫だって、完全に明後日の方向を向いている(た)というのに。

 そういえば、最後に乗鞍岳へ行ったのは、いつのことだったろう?
時期的に、北海道旅でそれどころじゃなく、「来年…」と延ばしているうちに、マイカー規制になってしまった。
 
 季節が違うのか、分布が違うのか、コレは見なかったが、
山頂の高山植物の花畑は、(好天に当たれば)素晴らしい世界だったな。

 ひと時、心は雲上へ翔んだ。

高山植物 「イワカガミ」 
派手な大輪の園芸種と比べると、雑草みたいに地味な花だが、
その身元を知る者にとっては、「地上に降りたナントカ」だ。

しかし、この暑い岐阜で、夏が越せるのだろうか?
去年なんて、日本一の猛暑記録を出してしまったというのに…




バイカウツギは、忘れた頃に追加咲きしている=かなり命が危ない状態?



まだ成熟していないが、コウホネの実
黄色い花弁(っていうか、ガクだね)は、緑に変わっている


キカラスウリの花

 先日、散歩に出たら、近所の線路際藪に、白いものが見えた。
そこは、毎年、カラスウリの生える場所で、今年も葉が出ているのは確認していたが、
時期的に早いし、時間的にも早い。

 時間は午後6時を少し過ぎたところだが、花の様子からして、もっと前に咲き始めているハズだ。
いつもは、盛夏を過ぎようとした頃、薄暗くなってから咲き始めるので、こんな明るい時間には見られない。
 当然、暗いので、写真にも撮り難い。

 開花の翌日が悪天ならば、花は日中まで咲いていることもあるが、基本は1日花だし、
見た目にも、二日目の状態ではない。
 ワケが判らないが、とりあえず、今日、同じ頃に撮りに行ってみた。

キカラスウリは、葉も花も大柄で、一応、レース状の花弁ではあるが、
カラスウリの花ほどには繊細ではない


ウリ科は、雄花と雌花があり、大抵は雄花が先に咲き始める
雌花が咲いた時に、雄花が未仕度では困るからだ

しかし、ここのは、蕾を見ても、咲きガラを見ても、皆、雌花ばかりなんだが…?

どうみても、全部雌花だよね〜? 花の元に小さなウリが見えるし
↓は前日に撮ったものだが、こちらも雌花ばかり


蕾 → 
 ウリ科なだけに、
付く虫もキュウリなどと同じもの

花は咲く株は、そう多くは無いが、咲く花は一つや二つではない。
けれど、盆前の草刈りで刈られてしまうので、実を見ることは滅多に無い。
それでは、種が出来るハズもなく、コヤツらは、宿根で再び芽吹くのだ。

カラスウリは、「役に立たないものの代名詞」とも言われるが、綺麗ってことは、立派な存在価値じゃネ?

目次へ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送