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氷の花

 凍てつく北風が過ぎ去ると、底冷えの寒さが待っていた。
一見、穏やかな晴天ではあるが、真昼でも、気温十度にも満たない。
 県内の一番寒い地区では、氷点下16度を記録したという。

 日陰の斜面、目についた銀色の塊は、寒気が作った氷のオブジェだった。

 飛騨には、旅館の管理する「氷点下の森」という、聞くだけで震えがきそうな観光施設(というか、単に氷の森だが)があるのだが、
このクソ寒いのに、わざわざ氷なんぞ見物に行くなんて、気が知れない。
 部屋ン中より、冷蔵庫の中の方が気温が高いんだゾ? イヤんなるわ。

氷点下の森 (あえてリンクは入れない)
http://www.allhida.jp/cgi-bin/site-db/show.cgi?s_mode=&d_id=000082


ちなみに、これは、午後3時過ぎ頃の状態
日陰なので、全く緩んでいない

左端から突き出ているホースは、多分、山水を引いているもの
ここから流れる水が、一昨日の強風に煽られて、氷のオブジェができたと推測


 草も枯れ枝も、氷に閉じ込められた
 



ワイヤーを芯にしてできた氷だが、アップにすると、内蔵系の不気味さだ



春先には、アズマイチゲの群落が現れる場なのだが…



     こちらは↓滝周辺の氷

予測はついていたので、車を出したついでに、凍てつく滝を撮りに寄ったのだが、
この数日、カメラを放置したいたせいで、電池が放電してしまっていて、滝を撮る余裕なし…

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