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雪解け

 降雨量の少ない真冬に、雨音が聞こえるほど降ることは、かなり珍しい。
夜半まで響いていた雨音がやむと、辺りは、一面霧に包まれていた。
 窓から差し込む日差しが、僅かながらも、年末よりも強くなっている。

 この辺りは、山が近いため、山から水を引いている家がポツポツとあるのだが、
降水量の少ない冬場は、水が枯れるのが普通だ。

 ウチの池の水も、晩秋にすっかり止まっていたのだが、
年末の雨と雪で、一度止まった山水が、再び、流れてきている。

 周辺の残雪は、日陰で15センチくらい、日向で5センチくらいだろうか。
積雪量を思うと、まるで春先のような溶け方だ。
 
 「この後は、暖冬傾向」という予報に期待したい。
 
 近所の国道脇より

渓谷の雪も、ほとんど消えている
 

 どうせ撮るなら、鉄橋に列車が欲しい。
もうじき列車がくることが判っている。

 が、あまりに現場が寒いので、ソク退散

 
 この場所も、季節の折々に、
よく写真オタクが陣取っているポイントである。


後ろの山のあちこちに、
鈴生りの紅い実が見える



畑から湯気が立ち上がっている


 裏の雪もほとんど解けた
 立っているように見えるが、
これでも、全速(?)で歩いている最中
(毛がなびいてるでそ?)

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