12/12
冬の月

　ついこの間の積雪など無かったかのような陽気に、明日の継続を期待してしまう。
この暖かさが一時のものにしろ、厳寒期よりはマシである。

　氷雪にボロボロになっていた山茶花が、いくらか生気を取り戻した。
明日からは再び下り坂、次の寒波は冬中居座るのだろうか。
　雪は要らんから！

時期外れの木イチゴが熟すに熟せず、時を止めている

畑の薔薇　　遅れて出た蕾が、咲くに咲けず凍えている
暖かいとはいえ、所詮、冬は冬である

ガマズミの実　（元は野生だが、切り枝が池に挿してある）
透けるような紅い実は、いかにも美味しそうだが…

午後５時半、昇ったばかりの満月が輝き始めると同時に、急速に夕闇が迫ってきた　　

冬は、月の光も冷たい

満月だね

その反対側では、宵の明星が落ち始めていた
冬至まで僅かだが、当分は夜が超長いのか…

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