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冬枯れの景色

  昨夕からの雨は上がったが、陽射しはタテマエ程度しか無く、洗濯物の乾きは悪い。
冬至を控え、益々進んでいく短日化、いまや、午後2半を待たずして陽が外れるしまつ…
 暗がりから「夜になった」と時計を見ると、まだ午後6時前だったりするのだ。

 いつものことながら、「冬季間の一日は、夏場の三分の二くらいしかないんじゃないか?」とか思ってしまう。
常日頃から早い田舎の夜が、さらに早くなり、午後五時過ぎに出歩く人はまれだ。
 岐阜市内に住んでいた頃は、短日期でも遅くまでうろついていたものだが、
いつのまにか田舎時間に染まっしまったのか。

 それにしても、田舎の冬季の夜は暗い。

 山々は、一気に冬景色へと変わった

 落葉間際まで、
そこそこ賑わった道も寂しくなり、
山陰を寒風が吹きぬけていく





 モクレンの落ち葉は、
昨夜の雨に湿り、
僅かに残った色を失っていた
 しかし、木がこんだけ生長すると、
落ち葉の量もハンパ無いな〜


 こちらは、裏のヤマボウシ

 すっかり裸になり、妙に嵩が減った
足元のシュウメイギク達も、
僅かな葉を残すばかり
その枝先には、沢山の花芽を付けていた

この様子だと、
中心の枝は切っちゃダメということか
 花芽は、来季節への希望だ

 年末、人は、ただ齢を重ね、老けゆくだけだが、
落葉樹は、
年々生まれ変わっているように思える




枯野に残った株はグロリオサデージーのもの
このまま冬越しはできないので、暫くすると枯れてしまうが


 枯れ草色の荒れ地

向こうに見える神社の紅葉は
とうに葉を捨てた
 その荒れ地の中、
夏の種から芽生えたヒマワリ二株

 ヘロヘロながら、
60センチほどに伸びているが、
霜で焼けた体は持ちそうにない



草が枯れたので、ドン臭いアナでも歩きやすい?


 元ギボウシだったモノ
 ひとたび強い霜を受けると、
細胞が破壊され溶けてしまう



向かいの畑の(ウチのではない)里芋も、すっかり焼けてしまった
ちなみに、里芋は温暖な地方向けの野菜である



 一応、我が家の山茶花
 桃色は濃いんだけど、
その分、トーンが暗いからか、
原種のものほど華やぎが無い




小屋前の様子
ウチは農家ではないが、この辺の畑持ちでは普通の光景



赤カブ  漬物用に干してある
その上を、子猫達が遊び場にしているという…




先に収穫された大根は、日々干され、一回り小さくなった
コレをたくわん漬けにするのは、たいてい初雪が舞う頃


鈴生りだった柿の木は、僅かに実が残るのみ

↓大部分の実は、ウチに来ていたもよう

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