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雨続き…

 秋雨前線は、一向に移動する気配が無い。
一旦上がっても、夕方には、雷雨となって復活する毎日…
夜半には、雷が、地響きするほどに強くなり、慌てて電源を落とした。
 この夜は、各地で落雷による停電があったらしい。免れただけマシか。
 
 僅かな雨間には、遠くで蝉の声が響く。
ああ、まだ、夏が少しは残っているんだな…
 そういう夏の欠片を、瓶に入れて閉じ込めておきたい。
叶わぬことと判っているから、せめてと、幾多の瞬間を撮ってはいるけれど、
過ぎ去った時を眺めると、恋しさより、切なさばかりが湧きあがる。
 僅かな雨間に外へ出た
花も緑も色褪せている
 
線路際に生えるテッポウユリ 
ヤケクソのように背が高くなった 



 反対側は、自生の鶏頭が並ぶ
鶏頭とは良く言ったモンだとは思うが、
上から見た形は、いつも、脳を連想してしまう
 僅かでも雨が止むと、虫がやってくる
長雨の間は、ただじっと待つしかないのだから


蝶達の生活疲れは、日ごとに進行していく

残りの羽は半分くらいか…
寿命のカウントダウン表示みたいだ


 キツネノカミソリは、
雨でうつむいてしまっている


こちらはなんとかもっているが、花期のピークは過ぎた

全部の花が絡み合ってゴチャゴチャになっている
 よく咲いてくれたよ 御苦労さま


悪天続きで、月も星も姿を現わさないが、里芋の葉の上には、雨粒の星葛が光る

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