8/21
ヤブミョウガ

 昨夕、一瞬の晴れ間を見せた空は、夜半には雨雲に侵食された。
低い気温の中、しとしとと降る雨は、秋雨前線の長雨に似ている。

 午後3時を回る頃には、景色的には晴天になったが、洗濯物の乾きは悪い。
つい十日ほど前まで、薄モノは1時間もあれば乾いていたのがウソのようだ。
 そういえば、日差しが痛くない。

 秋なんだな…
 雨音は昨夜から続いていたが
花を痛めるほどには降らなかったようだ

 気温が低いほうが花持ちはいいが、
温帯性の西洋朝顔は、寒さに弱い

 この花は、秋口が最盛期なのに、
この地方では、同時に気温が急降下する

 午後には萎んでしまうハズの花が、
夕方までダラダラと咲いているようになると、
秋も半ばを過ぎている


雨後のリコリス 
種類が違うのか、ここのは、いつも遅れて出る
確か、青紫の種類もあったはずだが、去年は咲かなかった

右側の2本は一昨日から出ていたが、ひと雨過ぎて、この大量の発芽
朝顔横の群れ↑と、少し離れて↓


いつもながら、葉が無いから、どこに出るのか判らん…
上にガラクタでも載せてあったらアウトだ




洗濯物を取り込みに行くと、力なく飛んでいる蝶がいた
チラリと見えた羽表が、青っぽく光っていたので、慌ててデジを持ってきた

なんとか撮れた画には、ボロボロになった羽のミヤマカラスアゲハが居た
コイツの残りの時間は、そう長くはないだろう

飛んでいる時には判らないアラが、きっちりと見えてしまう写真は、結構残酷だ



日が短くなったから、今さら晴れてもしょうがない…みたいな時間に天候回復


 モミジアオイが咲いているが、
微妙に満開手前なのが気温の低い徴
 テッポウユリ 一群目が終了
 
撮っている間に、花びらが落ちていった



ユリの向こうに、ミョウガが伸びていると思ったら、ヤブミョウガだった

ミョウガと名付いていても、ツユクサ科なのだそうだ



大柄な割には、花は小さい


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 晴れはしたが、気温が上がることなく夕方になった
こういう日は、普段なら、とうに閉じている花が、ダラダラと咲いていたりする
 道端に、ゲンノショウコの花が咲いていた
 ゲンノショウコ

 一応、薬草らしいが、
ドクダミほどには一般的でない
 花径1センチそこそこなので、
草むらに埋もれてしまっている



アップで撮ってもこんなモンだが、これを大型にしたエゾフウロというのがある
そちらは花径3センチくらいあるので、1輪でも存在感がある

現地では、そこらじゅうに生えているので、なんとも思わなかったが、
今にしてみれば、1株持ち帰れば良かった、と後悔している
雑草に近いせいか、本州だからか、ネットでも園芸店でも売ってないし…


 夕暮れ時は、夏服では寒いほどだった

 暑い時には元気の無いクレオメだが、
終盤のうえ、気温が低すぎて、
「なんとか咲いている」という感に近い
 時期柄か、彼岸花に似ているね

今日も、羊雲っぽい雲が広がっているが、明日は晴れるのだろうか?

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