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立秋

 昨日、気付かないうちに立秋が過ぎていた。
どうりで、彼岸花科が元気なはずだ。
  未だ修理から戻らないデジカメ、苛立つ私に当てつけるが如く、次々と蕾を出している。

 珍しく、夕立ちが連日やってきている。
空夕立ちに近いが、ひと雨が過ぎた後には空気が変わる。
 もう初秋なのだ。 
木々の黒々とした緑も、いつの間にか色褪せ始めている。

 今月が終われば、本年度の残りは僅か4か月。
製氷室奥に溜まった砕氷を掴んだ時、真冬の凍てつきを思い出し、うんざりした。
 (かなり気が早いが)ああ、また、あの暗く寒い季節が近づいてくるのか…と。

 向かいの山で鳴くツクツクホウシが、夏の終わりを告げた。

真っ青な空、花を終えたひまわりが、夏の屍のように立ち尽くす

その傍らには、生気をみなぎらせたコスモスが1輪、
主役のバトンタッチを待ちかまえている


 焦る私を横目に、
次々と蕾を出すリコリス
 彼岸花類は開花率が低いってのに、
普段咲かない群れまで蕾を出しているし…
 2年くらい咲かなかったのに、
嫌がらせか?と言いたくなるわ
 こちらは、同科のキツネノカミソリ
早咲きの地味な彼岸花という感じ


 明日頃開花かも



午後から、積乱雲が湧いてきた
モコモコした立体感が凄い



こんな時期なのに、バイカウツギが追加で咲いている
この花は、初夏じゃないと似合わないが


ウスユキソウと積乱雲

◆ ◆ ◆

 日没間際、夕立ちがきた。
夕立ちは馬の背を分ける」というが、こちら↓は雨が降っているのに、向いの空は晴れている。


 流石に雨は写ってないが、
画面の左側の空は、稲妻が光っている最中


ただでさえ短い命のリコリスが、連日雨に叩かれていちゃ、余計に寿命が短くなるわな


 雨上がり間際、終盤間際のクレオメたち
ピーク時の艶やかな姿は過去のものとなった

毎度ながら、季節の巡りは人界とは別次元ではないかと思う

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