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リコリス(ナツズイセン)開花

 薄曇りの空が、暗くなったと同時に、風が吹き始めた。
夕立ち前の雨風だ。
風がやむと同時に、早足で降り始めた雨は、同じように早足で通り過ぎていった。

 暫くすると、いつもの夏空が戻ってきたが、先ほどの雨のせいか、昨日ほどには暑くない。
夏の雨上がりは、草木が強く香る。
 荒地を覆う葛の葉の海に、葛の花の甘ったるい香りが漂っていた。
 


ウチの裏のひまわりも、少しくたびれてきた


予想通り、リコリスが開花していた
秋の花、彼岸花科の第一号か…
日暮れが早くなるハズだ


 次の蕾も伸びているし、
このまま、連続開花してしまうのだろうか?

 いつもは、しるし程度の第一弾開花、
その後、少し間が開いて、本番に至る
 藪の中のも開いていた


 アメリカフヨウ全盛期
鍋の蓋みたいに、
デカいだけが取り柄の花だ


 庭先のカノコユリが一輪咲いた


 年を経るにつれ、
辺りを侵食していくシュウメイギク
 一番大きな蕾が開くのは、今月末かも

名前からして、いかにも秋の花だね

同じキンポウゲ科の白花でも、
イチリンソウとかは、
いかにも「春の使者」なのに、
この違いはなんだろう


 熟れすぎて、爆ぜる直前のニガウリ

 ちなみに、両親はニガウリが好きではない
「炒めてくれ」と言うので、料理すると
「苦い、苦い」と文句ばかり言っている

酒飲みにはいい摘まみらしいが、ウチは誰も飲まない
私も仕方なく食ってるだけのに、なぜ毎年作る?
伸びきった猫

コウホネ池のオタマは、
いつの間にか、全く居なくなった


 雨上がりの涼しい時を狙い、
近所の庭先に資料用の写真を撮りに出かけた


 芙蓉の花
 派手な花だが、基本、芙蓉類は一日花だ


↑葛の葉の海と、↓香る屑の花
こんなに茂っている葛も、初霜と同時に、一面の枯れ野原と化すのがウソのよう


 通り沿いの畑に、
オクラの花が咲いていた
 そういえば、ウチは今年作ってないわ

マメに採って食べないと、
すぐに大きくなってしまうので、
食べずに捨てるものの方が多いような気が…

(注 ウチでは、私以外は食べない
まあ、私も好きで食べてるわけじゃないし)


夕暮れ時、バラ色に染まったのは、西の空じゃなくて東の空だった。


西の空には、細い三日月が沈みかけていた

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