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マツヨイグサ

 昨夜半、僅かな間だが雨音がした。
このところ、大気が不安定らしく、ちょくちょく降っているが、花の水やりをサボれるほどの量はない。
空も水不足か。
 池への山水も減り始め、鯉たちが水面に顔を出していた。

 日ましに早くなる夕暮れ、山裾の道を通ると、ヒグラシの蝉しぐれが大音量で降り注いでくる。
その時間になると、アブラゼミは遠慮がちだ。
それに混じるのは、だみ声系のキリギリス。

 闇が訪れれば、微かにウマオイの声が響く。
「スイー…チョン」 ついに、秋の虫がお出ましか…
 冬を知らずに逝く彼らが、少し羨ましくもある。
 


こちらは、一群の蕾が咲き終わり、少し寂しい感じになっている


 反して、こちらは、今がピークのもよう

 日の出と共に気温が上がるので、昼夜逆転の身では、
短い命のツユクサの花は、中々綺麗な姿を拝めない
 まあね、
沢山咲いている、と言っても、
こういう花だから、こんな程度

 秋の開花に向け、
ほふく増殖進行中



マルガリータも、かなり毛が伸びてきて暑そうだ


 この時期、雨が降ると、目覚める花
一昨日降ったので、そろそろと思って見ていたら
昨日の夕方、予想通り、リコリスの蕾が出てきた
 昨日の夕方、水をやっておいたら、
今日の夕方には、もう、倍以上に伸びている
 もう、花色が覗いてる


 昨日、もう1カ所も、一本芽吹いていたが、
今日は、既にここまで伸びているし



稲が、ほんのりと黄色味を帯びている

この辺りは、寒地なので早生種が多く、
早いところは、盆過ぎには刈り入れとなる


 夏は水場が恋しい

 冬は、見るのもイヤなのに、
全く、人間って勝手なモノだ


川岸に生る赤い実は、ウワミズザクラの実


 さしもの私も近づける場所ではない



好きなヒトは、コレを焼酎に漬けて果実酒を作る、というが、
こんなの、どうやって採るんだよ?  
その果実酒は体にいいらしいが、作るにはリスクが大きそうだ


この辺りでも、タマアジサイが仕切っているが、ここのモノは、両方とも、色があまり鮮やかではない



 待宵草 「宵を待つ」とは良く言ったモンだ
正確には、これは、メマチヨイグサ 花径3〜4センチの小型種
 ちなみに、「月見草」は、全く別の白花らしい

オオマチヨイグサは花が大きくて綺麗だが、最近は、ほとんど見かけない
 メマチと言っても、
ウチの近所には無いし、
闇にならないと開かない

 しかし、真っ暗な中ではカメラがダメ

 …ということで、夕方、ひと枝拝借してきたものを
コウホネ池に挿しておき、
開花後に玄関灯でAFさせての撮影

 残念ながら、月は出ていない 



夜の虫は少ないので、一瞬でも来たら、受粉しやすいよう、花粉が糸を引いている
蛍光色は、夜でも目立ちやすいようにという進化の選択だ

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